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2025年08月01日(金) 

 

>現代ビジネス   >「日本はもっと自信を持つべき」国際世論操作の凄腕PRマンが私に教えてくれたこと   >高木徹 (ノンフィクション作家 / NHKチーフプロデューサー) の意見・   >3時間・   

>トランプ候補がハリス候補に勝利を収めた米大統領選挙の熱狂から3週間もたっていない昨年11月25日。   

>得票率1%に満たない僅差でトランプ氏が10人の選挙人すべてを得た激戦州の代表格、米中西部ウィスコンシン州の美しい湖畔の街エルクハートレイクの自宅で、国際紛争の帰趨を左右する世論操作のプロとして日本でもその名を知られた情報のプロがひっそりと息を引き取った。   

>もしあなたが、日本でPR業界に勤めているのならば、その人、ジム・ハーフの名前を聞いたことはあるだろう。   

>PR業界にいなくても、最近はやりの「認知戦」とか「ナラティブ」といったワード、つまりは「情報戦」に興味のある人ならば、知っていなければならない名前だ。   

>なぜなら、ジム・ハーフ氏(享年83)は、1990年代の国際政治の中心課題の一つであった旧ユーゴスラビアのボスニア紛争(1992-1995)において、アメリカを代表するPR会社の幹部社員として、紛争当事者の片方であるモスレム人勢力に雇われてPR情報戦を展開し、手練手管を駆使して国際世論に影響を与え、モスレム人勢力が善の被害者、敵であるセルビア人側が悪の侵略者、というイメージを流布することに成功し、事実上のセルビア人側の国家であるユーゴスラビアは国連を追放され、最終的にはNATOの介入を引き出して紛争が決着した、という成果を上げることによって「国際紛争の帰趨を、PR情報戦によって決める」、すなわち「戦場の銃弾よりも情報の方が強い」という現代の戦争の姿を決定づけた先行例の立役者だからだ。   

>そのハーフ氏の業績を取材して紹介したのは、私自身の著作『ドキュメント戦争広告代理店~情報操作とボスニア紛争』(講談社文庫)であり、新潮ドキュメント賞と講談社ノンフィクション賞の受賞により私のノンフィクション作家としての道が開かれた。   

>つまりハーフ氏は、ある意味では私の恩人でもある。    

>それだけではない。日本でPR会社に就職した人たちの中には、ハーフ氏の活躍を知って自分もPRの道に進むことを決めた、と言う人が数多くいる。   

>ハーフ氏はそうした人たちの人生も変えた。   

>その逝去に際して、あらためて追悼の意をこめて、日本人に「情報戦」の意味を教えた彼の人となりを振り返ってみたい。   

(略)  

>「日本はもっと自信を持つべきです」   

>そのキャリアを通してまさに「認知戦」を戦う最前線のプロだったハーフ氏には、「中露が広げるナラティブに警戒せよ」「脳が戦場だ!」といった声がかまびすしい昨今の日本をとりまく情報戦について聞いたこともあった。   

>だが、その答えは少し意外なものだった。   

>「日本は自らにもっと自信を持つべきです。   

 

そうですね。日本人は思考を停止しているから自信がない。   

 

>たとえば、中国は国営の英語国際向けTV放送に多額の予算をつぎこんでさかんに発信していますが、アメリカの知識人でそれをまともに受け取る人はいません。   

>日本には報道の自由があり、中国にはないことを皆が知っています。   

 

自由とは自由意思のことである。だが日本人には意思がない。だから、自由そのものにも意味がない。’不自由を常と思えば不足なし’ となる。   

 

>彼らの発信がどんなものであっても、真に受ける人はいないのです」と明快に言っていた。    

>それでは、第二次大戦の歴史認識をめぐる言論についてはどうか?と聞くと「日本が私たちアメリカをはじめ連合国と戦ったこと、そこには言い訳のできない行為があったことは誰もが知る事実です。   

 

そうですね。事の次第とその成り行きを述べるだけでは言い訳になりませんね。日本人には意思がない。加害者意識がなくて罪に意識もない。反省することもなく、進歩もない。         

 

>しかし、私たちアメリカ人にも、例えば先住民にひどいことをした恥ずべき歴史があります。   

 

そうですね。アメリカ人には意思がある。加害者意識があって罪もある。反省することにより進歩もある。    

 

>しかし、いずれも過去の世代がしたことであり、私たちがその責任を負うべきではなく、そのことを必要以上に声高に言う人たちに耳を貸すアメリカ人は多くありません。   

>今のアメリカと日本は素晴らしい関係を結んでいるではありませんか。   

 

そうですね。それは大切なことですね。   

 

>重要なのはそのことです」という答えだった。   

 

そうですね。ですが日本人にとっては事の次第にその成り行きにすぎませんね。日本人にとっては努力の結果ではありませんね。   

 

>「外国の認知戦」といったものに過度に警鐘を鳴らし、悪くするとそれらを「規制する」といったことに道を開いて報道や言論の自由に傷をつけることこそ、中露や北朝鮮が進んだ道を後から追うことであり、間違ってもそうではなく、堂々とこれらの自由を根本的な価値観として守り抜くことこそ情報戦に勝ち抜く術であることを私たちは学ぶべきだろう。   

 

そうですね。日本人ははっきりした意思を持つべきですね。      

 

>ハーフ氏が言う通り、私たちはもう少し自信を持つことも必要なのだ。   

 

そうですね。

自分の考えがなければ自信もありませんね。 

日本人は思考停止の状態にある。だから、自己の考えがない。日本人の勉強は詰め込み教育であり、他人の考えの受け売りまたは後追いである。だから、議論をすると’だって、その人がそうだと言っているのだから仕方がないではないか’ということになる。内容が他人ごとになっていてまともな議論が出来ない。自分の考えをその場で考え直すという具合になっていない。無哲学・能天気の状態とはこういうことを指すのである。だから、兎角この世は無責任となっている。  

 

>ハーフ氏の業績は、アメリカよりも日本でよく知られている、というのが本当のところだ。   

>ハーフ氏も私の人生に影響を与えたが、私も彼を日本で「有名」にすることで、その人生に少しは影響を与えたかもしれない。   

>言ってしまえば、「PR(パブリック・リレーションズ)」による世論操作というのは、極めてアングロサクソン的な考え方であり、ハーフのような力や業績を持つPR情報戦のプロはアメリカにはたくさんいる。   

>しかし、日本ではその後現在に至るまで、こうしたPR情報戦に対する本質的な理解は社会に広く根付いてはいない。   

 

そうですね。日本人は事の次第とその成り行きにしか注目していませんからね。ナウな感じのする情報収集ですね。個人の考えは聞き入れられることはなく通らない。個人主義のない社会の特徴ですね。         

 

>だからこそ、ハーフ氏の言葉に耳を傾けることには大きな意味がある。    

 

そうですね。   

 

>そのハーフ氏も、いまは鬼籍に属する人となった。   

>そして、もちろん偶然のめぐりあわせではあるが、そのタイミングで私のキャリアにも大きな変化が生じている。   

>去る7月31日、35年余り勤めたNHKを定年退職させていただいた。   

>これからは今までよりも自由に発言し、表現することになる。   

>そのフィールドは、今回のように執筆の世界でもあり、映像の世界でもあるだろう。    

>そのテーマは多岐に渡ると思っているが、ハーフ氏が私にもたらしてくれた「PR情報戦」については、日本でも近年注目が高まっている。    

>特にこの3年あまり、ボスニア紛争の情報戦を何十倍にも拡大した形で行われてきたウクライナ侵攻にまつわるPR情報戦は、世界を覆いつくしただけでなく、日本にも大きな影響を与え続ける重大な事象となっている。   

>「戦争広告代理店」の視点でそれをどう読み解くことができるのか、まだ誰も語っていないその世界を、次に私の文章でお目にかかるときから、ぜひみなさんにお見せしていきたいと思っている。   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


閲覧数26 カテゴリアルバム コメント0 投稿日時2025/08/01 17:04
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