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2025年08月06日(水) 

 

 

>NEWSポストセブン   >《『日ソ戦争』麻田雅文氏X小泉悠氏 対談》日ソ戦争の教訓は沖縄戦と同じく住民を守る戦いができなかったこと 中国を念頭に置いた防衛議論でも欠かせぬ視点   >NEWSポストセブンによるストーリー・   >17時間・   

> 第二次世界大戦において日本は米中だけでなく、ソ連と戦争を繰り広げた。   

>その全体像と戦後の国際秩序に与えた影響について、新史料をもとに描いた麻田雅文氏の『日ソ戦争』(中公新書)が話題だ。   

>軍事評論家の小泉悠氏との対談で、現在の日露関係やウクライナ戦争に通ずる視点を語った。【全3回の第3回】   

>北方領土返還と対露制裁の関係   

>麻田:私が小泉さんに伺いたかったのは、ロシアのウクライナへの執着を、2022年2月24日以前に気づいていましたか?   

>小泉:これほど戦争を続けるまでの執着とは思っていませんでした。   

>現在、ロシア人は戦争の継続にそれほど強く反発していませんが、それはナショナリズム的な執着に加え、プーチンが反NATO的レトリックを組み合わせた結果だと思います。   

>麻田:なるほど。   

>小泉:厭戦気分が広がらないのは、ロシア連邦内の戦死者に、貧しい田舎の州や共和国の出身者、戦争参加を条件に釈放された受刑者が多いことも背景のひとつです。   

>一方、社会的発言力の強い都市部の中産階級出身者には戦死者が少ない。   

>麻田:ソ連崩壊の一因となったアフガン侵攻(1979~89年)と違い、今回はそうした貧困層や受刑者の遺族に対して、手厚い補償や社会的な名誉回復の機会を与え、反感が膨らむのを抑え込んでいる節があります。   

>小泉:その財源は、エネルギー輸出で入る外貨が下支えになっていますよね。   

>平時の何倍もの国防予算がカンフル剤となって、戦時経済を回せたことも大きい。   

>麻田:ところが、その余裕も徐々に失いつつあるのではないでしょうか。   

>小泉:はい。   

>最近はインフレ対応もあって経済は減速が見込まれています。   

>トランプがロシア産原油の輸入国に対する二次制裁にも言及している。   

>今年の後半は、状況が変わってくると思います。   

>麻田:最後に改めて日ソ戦争の教訓をお話しすると、沖縄戦と同じく、住民を守る戦いができず、むしろ住民を巻き込んでいったことが挙げられます。   

>今、中国を念頭に置いた防衛力の「南西シフト」が注目されますが、戦術の議論と並行して、いかに住民を守るかを考える必要があります。    

>小泉:それから北方領土問題も重要ですが、私は返還のために対露制裁を緩める考え方は本末転倒だと思っています。   

>現在、ロシアは防衛線としてこの海域の軍事的価値を高めつつあるからです。   

>ロシア海軍はオホーツク海に弾道ミサイル搭載型原子力潜水艦を配備することで要塞と化しています。   

>麻田:北方領土は1855年の日露通好条約で国境が定められて以降、敗戦まで常に日本領でした。   

>ヤルタ会談で千島列島をソ連に「引き渡す」ことをアメリカが認めたわけですが、それはソ連の対日参戦をアメリカも望んだからです。   

>大戦中の日本のように国際社会で孤立することは今後も絶対に避けねばなりません。   

 

そうですね。日本は地球上にあって世界に属していない。      

 

>【プロフィール】

>麻田雅文(あさだ・まさふみ)/1980年、東京都生まれ。   

>成城大学法学部教授。   

>専門は東アジア国際関係史。   

>『日ソ戦争』にて読売・吉野作造賞受賞。   

>他に『シベリア出兵』など著書多数。   

>小泉悠(こいずみ・ゆう)/1982年、千葉県生まれ。   

>東京大学先端科学技術研究センター准教授、軍事評論家。   

>専門はロシアの軍事、安全保障。   

>『「帝国」ロシアの地政学』『ウクライナ戦争』『オホーツク核要塞』など著書多数。   

>※週刊ポスト2025年8月8日号   

 

日本テレビの単独インタビューで「このままでは日本人は滅びる」と日本の将来に危機感をあらわにしていた、ファーストリテイリングの柳井正会長兼社長。[2024年 10月] 10日の会見でも「日本人同士のなれ合いみたいなことは廃止すべき」と改めて警鐘を鳴らしました。 

日本人は‘なあなあ主義’ で話をする。‘なあなあ主義’ とは、真の意味での検討や意見の交換などをせず、お互いに「なあ、いいだろう」ぐらいの話し合いで全てを済ませること。‘以心伝心・阿吽の呼吸・つうかあの仲’といったところか。     

 

司馬遼太郎は、<十六の話>に納められた「なによりも国語」の中で、片言隻句でない文章の重要性を強調しています。

「国語力を養う基本は、いかなる場合でも、『文章にして語れ』ということである。水、といえば水をもってきてもらえるような言語環境 (つまり単語のやりとりだけで意思が通じ合う環境) では、国語力は育たない。、、、、、、ながいセンテンスをきっちり言えるようにならなければ、大人になって、ひとの話もきけず、なにをいっているのかもわからず、そのために生涯のつまずきをすることも多い。」

 

TBSブリタニカとブリタニカ国際大百科事典を作ったフランク・ギブニー氏は、自著 <人は城、人は石垣> の中で、我が国の作家について次の様な感想を述べています。

孤立は日本式スタイルを誇る詩人、随筆家はいうに及ばず、小説家において最も顕著である。これは外国人にとっては判断をはばかられる主観的な領域である。しかし文学界で最も尊重される文章が意味を省略し、あいまいさに富み、漢字をうまく使って読ませ、文法分析家を意気揚々と悩ます一種の「気分の流れ」であることは一般に真実である (私の思考パターンは取り返しのつかぬほど西洋的なので、私は自分がスラスラ読めるような日本語の散文は深刻なまでに文学的優雅さに欠けているにちがいない、という大ざっぱなルールをとっている)。(引用終り)  

 

イザヤ・ベンダサンは、自著 <日本人とユダヤ人> の中で、言葉 (ロゴス) について以下のように語っています。

、、、、、 母親が子供に「チャント・オッシャイ」という場合、明晰かつ透明 (英語ならクリヤー) に言えということでなく、発声・挙止・態度が模範通りであれ、ということである。だが、クリアーということは、原則的にいえば、その人間が頭脳の中に組み立てている言葉のことで、発声や態度、挙止とは全く関係ないのである。、、、、、日本では、「その言い方は何だ」「その態度は何だ」と、すぐそれが問題にされるが、言っている言葉 (ロゴス) そのものは言い方や態度に関係がない。従がって厳然たる口調と断固たる態度で言おうと寝ころがって言おうと言葉は同じだなどとは、だれも考えない。従って純然たる会話や演説の訓練はなく、その際の態度と語調と挙止だけの訓練となるから、強く訴えようとすれば「十字架委員長の金切声」という形にならざるをえない。(引用終り)     

 

日下公人氏は、<よく考えてみると、日本の未来はこうなります。> の中で、日本人に関するW.チャーチルの感想を以下のごとく紹介しています。

日本人は無理な要求をしても怒らず、反論もしない。笑みを浮かべて要求を呑んでくれる。しかし、これでは困る。反論する相手をねじ伏せてこそ政治家としての点数があがるのに、それができない。

 それでもう一度無理難題を要求すると、またこれも呑んでくれる。すると議会は、今まで以上の要求をしろと言う。無理を承知で要求してみると、今度は笑みを浮かべていた日本人が全く別人の顔になって、「これほどこちらが譲歩しているのに、そんなことを言うとは、あなたは話のわからない人だ。ここに至っては、刺し違えるしかない」と言って突っかかってくる。

 英国はその後マレー半島沖で戦艦プリンスオブウェールズとレパルスを日本軍に撃沈され、シンガポールを失った。日本にこれほどの力があったなら、もっと早く発言して欲しかった。日本人は外交を知らない。(引用終り)     

 

宮本政於の著書〈お役所の掟〉には、官僚絶対主義のことが出ている。以下は、著者(宮)と厚生省幹部(幹)との会話である。

宮「憲法に三権分立がうたわれているのは、権力が集中すると幣害がおきるから、との認識に基づいているのでしょう。今の日本のように、官僚組織にこれだけ権力が集中すると幣害もでてきますよね」、幹「ただ、日本はこれまで現状の組織でうまく機能してきたのだ。それによく考えてみろ。いまの政治家たちに法律を作ることをまかせられると思うのか。そんなことをしたら日本がつぶれる」、「日本の立法組織にそれほど造詣(ぞうけい)が深くないのですが、私も認めざるをえません」、「そうだろう。『やくざ』とたいしてかわらないのもいるぞ」、「私もテレビ中継を見て、これが日本を代表する国会議員か、と驚いたことがなん度かあります。とくに、アメリカとか英国とは違い、知性という部分から評価しようとすると、程遠い人たちが多いですね。でも中には優秀な人がいるんですがね」、「政治は数だから。いくら優秀なのがひとりふたりいてもしようがない。ある程度の政治家たちしかいないとなれば、役人が日本をしょって立つ以外ないのだ」(引用終り)     

 

 

 

 

 

 

 

 

 


閲覧数22 カテゴリアルバム コメント0 投稿日時2025/08/06 01:38
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