昨日は青空でも富士山見えず、今日は明るい曇りで
ボンヤリ富士山が見える。
波はなく風もなくて湿度も30%台と過ごしやすい
湘南です。
『えぼし』で宴会を始めた土曜の6時前
突然グラグラ・ユスユスと地震が来る。
長い時間揺れたが、近くではない感じ。
『大きな地震だけど、遠いね』と佐賀出身の埼玉在住
が言う。
正に、その時間に中越地震が起こる。
70名弱の死者が出て土木的被害が甚大で結果的に
多くの家屋も犠牲になる。
『無理して造った物は、自然災害には弱い』
と現地を見て想う。
人間は慢心してはいけない。謙虚に自然に逆らわない計画
が大事だ・・・・と想う。
神戸の被害を見てもそう想ったが、日本は無理した計画や建設物
が多すぎる。
道路も真っ直ぐにしすぎる。危ないところは廻り道で避ける。
戦前のものは軍用以外(これは無理を承知:横須賀線なんか
その見本)は自然的な危険地帯は避けていた。
近年の我々は何か勘違いをしているようだ!
『便利と効率が1番』・・・それと権力が絡む。
山古志の道路などもその傾向が強かったかな。
そういえば、「えぼし本店」のある場所は相模川の旧河川で
長い間「湿地帯」だった所。
あの長い揺れは木造建物の固有周期以外に地盤の状態が影響
している。
自分の家の地盤の歴史を知っておくことは大切です。
本当は『家を建てる前、購入する前に地盤を知っておく』の
がベスト。
これから家を購入する人は、念を入れてね。
市役所の資料室などで調べる・・・
歴史いろいろ・過去の災害・地盤図・災害予想図などがある。
判らないなんて言っていたら、酷いものを買ってしまう。
ローン攻めに不良建物なんて最低だから。
服を買うときでも縫製を見るでしょ。
それと同じだ!
服の何千倍も高い買い物をするのに、時間を賭けないと。
地震時の被害建物を見ると、不良建築が多い。
きちんとした建物は火事・水害以外は大丈夫。
さて、今夜は旧暦の9月13日で『十六夜の月』
湘南では見える可能性が高い。
あの夜も月が綺麗な湘南でした。
画像:今も保存状況にある小千谷の崩壊地。
あの子供も6歳だそう。