今朝の日経新聞の朝刊裏面「文化」に私と同学年か1級下
らしいトーマス・カボチャラダモスこと川原田 徹さんの
「カボチャ王国わが理想郷」という記事がある。
建築家を目指して門司から上京して東大へ。
自分探しに明け暮れ・・・青年の時の正しい道だけど道楽
の始まりとも私は想う。
西洋美術史に進み、学園闘争真っ盛りに卒業。
門司に帰り独学で絵描きになる。
まあ、こんな人はかなりの数はいる。
しかし、カボチャが主なるテーマで後は巻貝のような本人曰く
住めそうな形しか興味を持たない。
自宅のアトリエもカボチャ型・・・
門司の山の手の古い洋館を借りて美術館「カボチャドキヤ」を
運営中。
この美術館の壁はカボチャ色だそうで、カボチャの絵が如何映
るのかな~と想ってしまう。
偉いものだ!彼は人生を真面目に考えてこんな道楽者になる。
私も以前はカタツムリ型の建築を創るブルース・ガフというア
メリカの建築家に影響を受けたことがある。
もう故人になられたが大きな手で握手して貰い、良い形を残す
ようにと言われたことがある。
何時の間にか建築からランドデザインや国の基盤整備の方に軸
足が移動したが、何故か変なカーブに興味が残る。
川原田さんのようにマッシグラの道楽では無いが私の何でも喰
いつくという道楽もまた道楽者の一つのパターン。
道楽は退屈をしないのが良い。
事業だ!仕事だ!金儲けだ!・・・・なんていうのは或る時期
に実に退屈になる。
道楽を見つけると人生に退屈はしない。
何かを探して見ませんか。
今日は雨が一時止みましたが、11時半また土砂降りの湘南で
す。
咳は少しに変わる朝。中学生の合唱時に咳が出ないように気を
付けないと。大雨なので中学生の歌声が聴こえてこないのは少
し寂しい。
明日から日大藤沢校舎で大学祭り『藤桜祭』が開かれます。
明後日の日曜は宇治の田では源氏物語1000年記念田圃絵の
収穫祭がある。あの瀬戸内寂聴さんが文化庁広報大使で参加さ
れて皆さんを盛り上げるそうです。
お茶っ人京都山城地域SNSの友人達が主催する行事で、体調が
万全でしたら参加したかった。
日曜には雨は無さそうで盛会になるでしょう。
画像:昨日が長岡地震から4年目:3年前の長岡付近の景色