こんばんは
へぇぇぇぇっそんな珈琲があるんですねぇ。
初めて知りました。
コーヒー苦手な私としては、いくら貴重でも飲めないですが・・・
Kopi Luwak コピ ルアク これはインドネシアでやや特殊な方法を使って作る珈琲。 現地語でKopiは珈琲 Luwakはマレージャコウ猫 蛇足ですが、コピは韓国でも発音が同じですね。 さて、ではどんな作り方なのでしょう。 珈琲豆を木で完熟させる。 このルビー色した豆は動物が好んで食べます。 インドネシアやフイリピンでは野生の動物(特にジャコウ猫) が食べてその赤い部分以外の豆を地面に撒き散らす。 以前はそれを拾い集めていました。 ジャコウ猫は特殊な匂いが珍重される動物。 その食道を通過し胃袋から腸を経て体外に排泄される。 その過程で豆の美味さが増すらしい。 現在は飼育したジャコウ猫に大量なルビー豆(コーヒー)を 食べさせてそのフンを集める。 豆は綺麗に洗ってから乾燥させる。 後は浅煎りにして豆を細かく引く。 飲み方はカップに引いた豆を適量いれて、熱湯を注ぐ。 或る種の中国の茶の様に、上澄みを飲む。 家庭では2度は出るので、更に熱湯を足して飲む。 これが実に美味いのです。 変な香りも無く円やかな味わい・・深い味わいがある。 生産地は大体がジャワのコーヒー園。 バリ島でも作る。 しかし、 先日大酒飲んだ友人が持ってきたものは スマトラ島産らしい。 彼の友人がスマトラ島のトバ湖 (巨大な数十の噴火口跡に水溜まったもので琵琶湖が何個 も入る大きなもの) の先に仕事に行き、土産で持ち帰ったとか。 2010年7月20日にインドネシアではイスラム教の最高 機関からこの豆は不浄なものでないと裁定が出る。 お陰で、このコピ・ルアクは世界に知られるようになる。 ジャカルタの高級珈琲店では1杯が8万ルピア 日本円で800円(高~い) 豆1kgで米ドル500ドル(2010年7月現在) ジャワ産は1ポンド(で454g)で100~600米ドル という2011年3月のAFP報道もある。 値段が高い・・世界一高価なコーヒー豆であるらしい。 なお面白い事にフイリピン産はアラミド(Alamid) という名前で売られていて、この国では更に高い? 以前アラミド・コーヒーは飲んだことがあるが蘊蓄は知らず。 やや炒り方が違ったりするらしいが。 楽天で1月8日に調べたら100g4200~5980円 で売っていた。 しかし、インドネシア産は幾らか判らず。 インドネシアは旅には面白い国です。 島の数も多すぎて、その差も激しい。 安全で無い処もあるが極少ない・・大体が普通に安全。 バリばかりでなく面白い地を探してお遊び下さい。 ひなびた処に行くと回教徒が大部分なのでビールすら無い なんて事もあるが(インドと一緒)。 画像:ルビー豆を食べるジャコウ猫 2009年のNGNの記事から転載 |