京都の火祭というと鞍馬が有名ですが、伏見にも豪壮な火祭があります。10月初旬に行われる三栖神社(みすじんじゃ)の炬火祭です。 炬火祭は、壬申の乱(672年)のとき、大海人皇子(のちの天武天皇)が大友皇子との決戦に向かう途中でこの地を通過した際、民衆がかがり火を焚いて歓迎したという故事に基づき、長らく途絶えていたものを平成元年に復興した行事です。カヤで作られた最大径4m・長さ6mという巨大たいまつを担いで練り歩きます。燃え残りをいただいて帰ると厄除けになるといわれています。今年は10月13日(日)の午後7時から行われます
宇治市のお隣、伏見の話です。寺田屋や竜馬通りにほど近い蓬莱橋のたもとに、大きな石碑が建っています。 昭和3~5(1928~1930)年、御大典(昭和天皇即位)を記念して宇治川派流の護岸工事と周辺の宅地開発が行われたことを伝える碑ですが、碑文の最後に「伏見市長 中野種一郎 建之」とあります。京都府紀伊郡伏見町が京都市に吸収される計画が持ち上がった際、伏見の住民の中には反対の声
台風18号が通過した9月16日午後の伏見です。伏見では宇治川派流、濠川、新高瀬川が増水し、各所で道路の冠水、床上浸水がありました。三栖閘門付近では、宇治川が川幅がわからないほど増水していました。↓宇治川派流の増水。対岸は道路も冠水しています。↓京阪中書島駅前。桁下4.4mのガードが水没。