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2020年11月14日(土) 

 

 

>政府が教育にカネを出さない日本に未来はあるか >2020年6月17日(水)16時40分 >舞田敏彦(教育社会学者)

>学費が高い理由は、国がカネを出さないから pong-photo9/iStock.

><日本は教育費の公的負担率が極端に低く、そのぶん家庭に負担を強いている>

>新型コロナの影響で、学生の生活が苦しくなっている。 >保護者の収入が減り、自分のアルバイトも切られるというのが現状だ。 >1日の生活費が200円、大学生の5人に1人が退学を検討しているという、悲痛なニュースも目につく(高等教育無償化プロジェクトFREEの調査結果)。 

 

高等教育にはお金がかかりますね。日本人は、無哲学・能天気ですから、哲学の勉強に必要な英米流の高等教育の必要性は、ほとんど理解されていませんね。 

 'どのような状況にも普遍的に通用する真理や法則、基本概念や倫理がありうるという考え方が、日本にはほとんど存在しない。'  (カレル・ヴァン・ウォルフレン)    

 

>感染症によって学生の生活が脅かされる、退学まで考えないといけないというのは、大学の学費が高額な日本ならではの問題と言えるかもしれない。 

 

学生への経済支援が必要ですね。   

 

>今は国立でも年間50万円超、私立だと100万円近くの学費がかかる。>この負担を重いと思っている家庭は多いはずだ。

>筆者は10年間、入試難易度では「中の下~下」の私大で教えたが、「授業料が高い」という学生の声をよく聞いた。 

 

政府の指導で料金値下げにはならないのですかね。  

日本語には階称 (言葉遣い) というものがある。だから日本語を発想する場合には、‘上と見るか・下と見るか’ の世俗的な判断が欠かせない。上下判断 (序列判断) には、通常、勝負の成績が用いられる。近年では偏差値なども都合の良い資料として利用されている。

日本人の礼儀作法も、序列作法に基づいている。だから、序列なきところに礼儀なしである。

礼儀正しい日本人になる為には、世俗的な序列順位を心得ている必要がある。'人を見損なってはいけない' という想いが強迫観念の域に達していて堅ぐるしい日常生活を送っている。日本人の尊敬は、序列社会の序列順位の表現に過ぎないため、個人的精神的な意味がない。無哲学・能天気である事は、人々にとって全然気にならないことである。だから、日本人の尊敬には浅薄さが付きまとう。   

 

>このレベルの私大だと、家計に余裕がなく、たくさんアルバイトをして、奨学金もフルに借りて必死に学費をまかなっている学生が多い。

>「学費が高いのは、大学の先生が高給をもらっているからではないか」と発言する学生もいたが、実際にはそのようなことはない。

>学費が高い理由は、国がカネを出さないからだ。 

 

政府は財政難でしょうね。’各人に哲学は必要である’ (Everyone needs a philosophy ) ということは、わが国の政治家の空いたでは考えられていないでしょうね。     

 

>2016年の統計によると、日本の高等教育費用の負担内訳は公費が30.6%、家計負担費が52.7%となっている。>公費より私費負担が多いが、どの国でもこうなのではない。><図1>は、主要7カ国の比較図だ。>data200617-chart01.jpg 

 

図1 高等教育の費用負担の内訳 (%)    

国名                     政府       家庭

日本                     30.6       52.7

韓国                     37.6       44.3

アメリカ             34.6      46.2

イギリス             28.3       49.1

フランス             77.1       11.2

スウェーデン      84.2       わずか

フィンランド      92.5       0

 

>日韓と米英は家計負担型、仏と北欧は公費負担型と分類できるだろう。>フィンランドでは、家計負担割合がゼロだ。>この国の大学の学費は原則無償だそうだが、それがデータに表れている。

 

この国は教育立国ですかね。  

 

>OECD(経済協力開発機構)加盟国のなかで見ると、日本の52.7%という家計負担割合はチリに次いで高い。>この数値が50%を超える、つまり高等教育費の半分以上が家計負担でまかなわれている国は、チリ、日本、コロンビアの3カ国だけだ。

 

これらの国々は特に家計に余裕がある国というわけではないでしょうね。   

 

>OECDの平均値が23.4%であることから、日本の高等教育がいかに家計に負担を強いることで成り立っているかが分かる。

 

そうですね。

外国の事情は分かりませんが、わが国では教育が単なる処世術として扱われていますからね。立身出世のための単なる個人的な手段ですから、政府も高等教育を公費で賄うのは乗り気でないのでしょう。

過酷な受験競争も進学競争も、単なる私利私欲のための励みとしか考えられていませんから、一向に学問の興隆にはつながりませんね。わが国の大学も低級なものばかりが揃っていますね。

日本人には世界観がないから’来るべき世界’ の内容を真剣に論ずる人がいませんね。それで国民も政治家も未来社会の建設に乗り気ではありません。皆が政治音痴になっている。

政治も教育も未来社会の内容を決めるための重要な手段ですからね。日本人には未来の内容がない。一寸先は闇に見える。全国民がその日暮らしの感覚で暮らしている。だから、わか国は世界に置いて行かれる。  

‘日本人は政治にそれほど関心がないのに政府に依存し、国からの発言を待っている’。 (ウスビ・サコ)

 

 

 

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閲覧数253 カテゴリアルバム コメント0 投稿日時2020/11/14 16:56
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