>現代ビジネス >「日本はいつ、何をしにウクライナを訪問するのか」が国家として極めて重要な理由 「防弾チョッキだけ」で本当にいいのか >鈴木 衛士 - 11 時間前 >果たして岸田首相はウクライナを訪問するのか? >1月23日から衆議院本会議が開催され、「反撃能力の保有」や「防衛費の増額」、「次元の異なる少子化対策」などに関する各党による政府への質疑が本格的に始まった。 >このような中、これらに紛れてあまり大きく取り扱われていない、とても重要な問題がある。 >それは、岸田首相のウクライナ訪問である。
そうですね。
>岸田首相は一体いつ、何を伝えにウクライナを訪問するつもりなのだろう。
政治哲学の問題ですね。
>1月25日衆議院本会議の代表質問で自民党の茂木幹事長が岸田首相に対して、「総理自らがウクライナを訪問し、ゼレンスキー大統領との首脳会談や現地状況の視察等を行っておくことが望ましいのではないか」と指摘し、首相が「現時点では何ら決まっていないが、諸般の状況も踏まえて検討していく」と答弁したことで、一時メディアも大きく報じられたこの問題は、それ以降あまり話題に上らなくなった。
首相は本当に大丈夫なのでしょうかね。
>確かに、首相が戦時中の国家を訪問するとなれば、その時期や移動経路などは安全上機密事項に該当することから、具体的な内容の報道は慎まなければならない。 >一方で、本件は今後のわが国の国際的立場を左右するほど重要な意味合いを有しているといっても過言ではない。
そうですね。自己の意思を表明すれば国際紛争の当事者・関係者になる。表明しなければ傍観者にとどまる。わが国は世界の中にあって、世界に属していないのか。 日本人には意思 (will) がない。つまり、無心である。意思は英語の未来時制の文の内容であるが、日本語の文法には時制 (tense) というものがないので、日本人には意思がない。 意思のあるところに方法 (仕方) がある。Where there's a will, there's a way. 日本人には意思がないので仕方なく無為無策でいる。それで、おとなしい。優柔不断・意志薄弱に見える。能動がなくて受動ばかりの生活を送っている。困った時には '他力本願・神頼み' になる。生きる力 (vitality) が不足している。だから戦時中は、玉砕するまで戦い抜いた日本兵であった。 ' やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かず' 山本五十六 (やまもと いそろく) どうやら 我々は '指示待ち人間' として育成されたようです。このやりかたで成功すると、他人の受け売りと後追いの専門家になりますね。我が道を行く人にはなりませんね。未来を先取りしない人は他人を唱道する人にはなれませんね。
>その時期や経路などの細部を除いて、訪問の意義やその際にわが国として伝えるべき内容について、もっと国民は関心を持つべきであり、各メディアも唯識者などの意見を取り上げて議論すべきではないか。
そうですね。国民が今のままでノンポリ・政治音痴であってはなりませんね。 ‘誰も責任を取りたがらず、誰も自分に責任があると言わなかった。・・・・・ 一般国民が軍部や文民官僚の責任と同等の責任を負っていると心から考えている人はほとんどいなかった。’ (ジョン・ダワー 増補版 敗北を抱きしめて 下)
>G7の中で唯一対面していない岸田首相 >本年わが国が議長国となるG7首脳の中で、昨年末までにウクライナを訪問しなかったのは、わが国と米国のみである。 >ただし、米国は昨年12月、空軍機などを差し出してゼレンスキー大統領を自国に迎え入れるという離れ業をやってのけた。 >そして、これが昨年2月にロシアがウクライナに侵攻して以来、ゼレンスキー大統領にとっては初めての外国訪問となったのである。 >要するに、G7の首脳でわが国の岸田首相だけが、ロシアによるウクライナ侵攻以来、ゼレンスキー大統領と直で会談を行っていないということである。
そうですね。岸田首相は交際下手ですね。
>そもそも、日本の首相が戦時下の国家を訪問するとなれば、1967年に佐藤栄作首相がベトナム共和国(南ベトナム)を訪問して以来となる。 >しかし、この時は当時南ベトナムに派兵していた米国の強い援護があったが、今回は移動中の安全確保(特にウクライナまでの陸路)や現地での護衛など、自衛隊が対応する法的根拠もないため、北大西洋条約機構(NATO)加盟国などの支援に頼らざるを得ず、クリアしなければならない問題が多い。
そうですね。今回の訪問は岸田首相の貴重な経験になりますね。
>すなわち、「他のG7各国に比べて、日本の首相が現在のウクライナを訪問するハードルが高い」ということであり、これは取りも直さず「国家としての危機管理能力が低い」ということに他ならない。
そうですね。
>岸田首相のウクライナ訪問のハードルが高い理由は他にもある。 >それは、訪問に際して、どのような「おみやげ」を準備するか、という問題である。
岸田首相の頭の使い道ですね。飛び切り結構なお土産がありますかね。
>訪問する際には「おみやげ」が必要 >ウクライナから最新型戦車「レオパルトII」の供与を求められていたドイツは、当初これを断っていた。 >それは、NATO諸国で広く使用されている同戦車の製造国であるドイツがこの輸出を認めれば、他のNATO諸国からもこの戦車をウクライナへ供与することが可能となり、「ウクライナ戦争の局面に深く関与する」ことをためらったことによる。 >というのも、わが国と同様に第二次世界大戦の敗戦国であるドイツは、安全保障政策に関してNATOの中でも米・英国とは一線を画し急進的な政策はとらず、ロシアや中国などの権威主義国と正面から対決するような行動は控えていたからである。 >しかし、この春にもロシアによる大攻勢が始まると見込まれている現在のウクライナ情勢にかんがみ、米国が自国の戦車「M-1エイブラムス」の供与に踏み切るというようなプレッシャーもあり、シュルツ首相は一転してこの「レオパルトII」の供与を容認する方向に舵を切った。 >それは、「ロシアの侵略に対して、民主主義国が一致団結してウクライナを支援する」という姿勢をプーチン大統領に示すためだとしている。 >このシュルツ首相の政治決断は、ドイツ外交政策の歴史的転換点として後世に語り継がれることになるだろう。
そうですね。これはシュルツ首相の歴史的英断ですね。
>日本は「防弾チョッキだけ」で本当にいいのか? >さて、わが国はいかがであろう。 >ドイツは、ロシアがウクライナへ侵攻した昨年2月の段階では「戦地に殺傷兵器は送らない」ことを原則として、ウクライナへの支援は「ヘルメット5千個」と表明し、同盟国を失望させていたが、その後防空システムなどの供与を決め、遂には戦車という強力な攻撃兵器の支援にまで方針を転換した。 >ドイツと同様に、「防衛装備移転三原則」という政府の方針によって紛争当事国への防衛装備品の輸出を認めていないわが国は、現在に至るまで、かろうじて防衛装備の一つである「防弾チョッキ」を特例として供与したのみである。
賢い人は ‘純粋によく観察する’ が、そうでない人は ‘自分の期待したもの’ しか見ようとしない。
>このような現状のままで、G7議長国としてウクライナを訪問し、「G7を始めとする民主主義国が一致団結してウクライナを支援する」などと、胸を張って言えはしないだろう。 >せめて、わが国も「警戒監視装置や防空システム、又は電子戦装備品など、防衛に特化した装備品を供与する準備がある」と言えないものだろうか。
それは良い案ですね。すぐにも岸田首相は実行すべきですね。
>他のG7各国はおしなべて多種類の攻撃兵器を供与している。 >カナダに至っては、欧州に位置していないが、昨年2月の開戦以来M72ロケット砲や155ミリ榴弾砲、軽戦車などの兵器を供与するなど、10億カナダドル以上の軍事支援を約束している。 >期待される岸田首相の英断 >今は、衆議院本会議が開催中であり、この逆風となるような政治課題をあえて出したくない事情は理解できる。 >しかし、こと外交に関して国内の事情は通用しない。
そうですね。自国の事を相手国に持ち掛けるのはお門違いですね。とかく話が小さくなりますね。
>口だけは日本も「民主主義各国と一致団結してウクライナを支援する」と言いながら、そのリーダーが(危険を冒してでも)ウクライナに赴いてその惨状を見ようともせず、ロシアによる野蛮なウクライナ侵略以前に決めていた防衛装備品の輸出原則を固持して(お金と防弾チョッキだけ出して)よしとする日本の消極的な姿勢は、「ロシアの強大に委縮する怯懦で卑怯な国だ」と諸外国に印象付けることになりかねない。
見栄と外聞がなっていませんね。 はたしてこれが我らの国民性か、それとも岸田首相の人柄なのか。 う >それは著しく国益を損なうことだ。 >繰り返すが、奇しくも今年はG7議長国である。 >今後、いつわが国がウクライナのような憂き目にあうかも知れない周辺情勢でもある。
そうですね。 ‘ロシアが力による現状変更を行っている国はG7(主要7カ国)では日本だけだ。 北方領土だ。 だから、ウクライナ問題で、ロシアを一番強く批判しなければいけないのは日本だ。’ (小野寺元防衛相)
>ここは、ドイツのシュルツ首相や国内の大規模な反対デモを押し切って南ベトナムを訪問し、(米国に恩を売って)結果的に沖縄の本土復帰を促した当時の佐藤栄作首相のような英断を期待したい。
栄断は英断でしたね。
>それこそが、今後わが国が窮地に陥った時に必ず、友好国の勇気ある力強い行動となって帰ってくると信じるからである。
そうですね。友好国との信頼関係が非常に大切ですね。
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