南米のイグアスの滝が良かったという情報を聞いて次回の海外ツアーを選んだのが5か月前、満席だと断られたり親戚のお祝い事もあったりして、決定したスケジュールは9月20日出発になりました。ずいぶん先の事だと思っていたのにアットいう間に来てしまいました。ESTAやブラジルのビザ取得手配も済んだのに出発の3日前になって旅行会社からイグアス滝の最大ポイントである「悪魔の喉笛」への通路が事故のために不通なので、ツアーのキャンセルが可能ですよとの連絡がありました。迷いましたが滝はヘリで上空からも見物するので延期せずにツアーに参加する事にしました。 このツアーはイグアスの滝、マチュ・ピチュとナスカの地上絵の3個所を訪れるだけ。後は途中のリマとクスコの半日の観光という移動が殆どを占める内容です。それを11日間、実質は9日間ですが目的地が地球の反対側だけあって遠過ぎますね。9/20(土)夜19:00にANNで伊丹空港を立って羽田空港に。0:05にロサンゼルスへ10時間20分。ANNなので気分的には楽です。ロサンゼルスは初めてですが夜なので広いなというだけでした。9/21(日)ロサンゼルスを00:15に出発してペルーのリマへ8時間40分間の飛行。ラン航空というJAL提携の会社なのでマイルの加算はできません。リマを同じラン航空で12:10に立ってブラジル・イグアスへ4時間。ホテルまでバスで約1時間。ようやく到着です。飛行時間が約24時間と乗り継ぎ待ち時間が約10時間。移動でおおよそ1日半を費やしました。東京との時差が14時間の世界です。9/22(月)8:00にホテルを出発してブラジルなので税関をパスしてアルゼンチンへ。途中にパラグアイ・アルゼンチン・ブラジルの三国国境地点展望台で記念写真。 本日のイグアス国立公園のアルゼンチン側はトロッコ列車で110分間乗ってから遊歩道からの滝見物です。ハイライト「悪魔の喉笛」は最大落差82mを滝の上部から見えるのに遊歩道が先の大雨で崩壊したので行けません。それでもアルゼンチン側は多くの大小の滝を見学できるそうです。滝数が275個、滝幅4000mはナイアガラよりもスケールが違いました。前の大雨でブラジルの褐色の表土がイグアス川に流れていて褐色の川水になっているので滝だけが白くてちょっと違和感はありました。 滝のボートツアーは約20分間ですが滝壺の水しぶきへ数回も突っ込んでくれるのでずぶ濡れになります。カッパを着用しても全身に水を被りました。この褐色の水ですけれど時差ボケを忘れさせてくれました。20人位乗りのゴムボートなのでスピード感がありました。 夜はラファインディナーショウーでブラジルの代表料理シュラスコの専門店ラファインで肉料理と南米各国のショーでした。南米に来たんだなと実感できました。 9/23(火)ホテルの前の木に何か留まってるので望遠レンズで撮ったらこの木の花でした。日本では見られない風景です。珍しい花も沢山咲いていたので別の機会に書くつもりです。 イグアスの滝のブラジル側を見物です。アルゼンチン側よりも数は少ないけれど大きい滝があるそうです。先ずはヘリコプターにて上空から。ブラジルのジャングルの広さをちょっぴり感じます。イズアス滝の全体像を見る事が出来ましたが、もうちょっと低空飛行をしてくれたら左端の「悪魔の喉笛」の写真が撮れたかも。好天だったのが救いでした。 遊歩道を歩くとアナグマやトカゲが現れ、それに数種類の蝶が飛び交って亜熱帯地方であることを感じました。バスに乗ってイグアス空港から復路リマへ。4時間15分の飛行で時差が-2時間のリマのホテルに戻ったのが夜半過ぎでした(気温15℃)。明日はクスコからマチャ・ピチュです。