5/16 雨 ベルリンの近くポツダム市の世界遺産サンス-シ宮殿はプロイセン王のフリ-ドリヒ大王の宮殿で、その横に愛犬と眠る墓がある。ジャガイモの栽培を推励したのでジャガイモが供えられていました。ドイツはジャガイモが主食の国でしたがポテトチップスは一回だけでした。
近くに1945年に開かれたポツダム会議の場として知られるツェツィリエンホフ宮殿も見学しましたが現地のガイドの説明がちょっとくどすぎました。ベルリンに戻ってイ-ストサイドギャラリの「ベルリンの壁」を見学。1.3kmの壁にドイツ内外の画家が描いた壁画部分の壁が保存されていました。壁のイメ-ジを変えるためか、けばけばしいペンキ塗装です。
今年は壁の崩壊後30周年の記念に壁のかけらをプレゼントされました。指の先大のコンクリートのかけら3個でした。帰宅して探したが所在不明です。
14:20から自由行動で博物館島など4か所のミュ-ジアムの入場可能な券を渡されました。新博物館のエジプト博物館にある「王妃ネフェルティティの胸像」を見るために先ず入館しましたが撮影は禁止でした。入場したのはここだけでしたがそれでも1.2時間を消費。
旧博物館やベルリン大聖堂など一か所だけでも見学にはそれぞれ1時間以上かかるので、広いベルリン市内を効率よく廻るのは不可能でした。
1.5時間以上かかるホテル迄に戻るのも添乗員さんに付いていくのが正解としました。ホテルに戻ったのが18時過ぎ。疲れてもいましたが自由行動とは名目だけのスケジュ-ルでした。
5/17 晴 ベルリンから北西に190kmのシュヴェリーンに。ドイツ北部に入ると風力発電の塔が目立ちました。
湖水地帯にある古都で、森と湖水に囲まれたシェヴリ-ン城はフランス・ロワ-ル地方のシャンボ-ル城をモデルとして建てられたそうでフランス風の優雅な城でした。
66km北上してリュ-ベックへ。バルト海や北海に繋がる古都で1470年台に建てられたホルステン門は壁の重みで建設時から傾いているそうです。マリエン協会は世界最大のパイプオルガンがあるそうです。
これからはドイツを南下します。184km南西に走ってブレ-メンのホテル、よりによってタバコのヤニ臭の強い部屋でした。
5/18 快晴後曇 ブレ-メンの町中の歩道には自転車道がペイントされています。歩行者はそこを歩かないようにすること。オランダでも自転車優先道がありましたが、どうして歩行者より優先するのか疑問でした。町の中心には1410年に建てられた市庁舎と1042年の聖ペトリ大聖堂があります。その横にロバの足に触れると幸せになるというブレーメンの音楽隊の像がありました。グリム童話にある話だそうですが内容は知りませんけれど面白い像です。。
ケルンまで約5時間南下してケルンのシンボル、大聖堂に到着しました。157mという高さは迫力十分で。553段ある螺旋状の階段を上るにはやや息が切れました。
ドイツで最も訪問者数の多い教会だそうです。190km東に走行してフランクフルトのホテルへ。
5/19 曇 フランクフルトから南下してハイデルベルクに。ライン川の支流、ネッカ-かわに沿ってドイツ最古の大学を持ち、山上の古城が観光のハイライト。13世紀ごろに創立されたブファルツ選帝侯の城がハイデルベルク城。多様な建築様式が混在する古城でした。
バルコニ-からの旧市街の展望が良い。城の地下には世界最大級のワインの大樽は上に上がれる。1788年に建造された石組みのアルテ橋も撮影ポイントでした。
昼食後リュ-デスハイムからザンクトゴアハウゼン間のライン川クル-ズをしました。両岸のブドウ畑と11個の古城の眺めが楽しめます。ブドウ畑は日照の位置だけでなくライン川の反射が生育に影響しているそうです。途中にハイネの詩で有名なロ-レライの岸壁がありました。
フランクフルトのホテルに戻る途中に昨日と同様に豪雨に会いました。バスの中だったので助かりましたが夏の夕立みたいなものですかね。
5/20 曇 ホテルを6:30に発ってフランクフルト空港からミュンヘン空港へ。昨日の雷雨の影響で国内線の乱れがあって、ミュンヘン着が遅れて乗り継ぎの便がギリギリで間に合いました。
ドイツの国の面積は日本の94%だそうで、ほとんどが平地。今回の周遊中にトンネルは全くありませんでした。人口は8252万人ですが日本とは比較できませんね。観光地ばかり行ったとはいえ綺麗でした。車のクラックション音もほとんどなく整然としていました。
南のミュンヘンでさえ札幌より北に位置するので気温は大阪よりも1か月前でしたが、街路樹のマロニエは北部でも満開でした・
5/21 曇 関西空港7:10に到着しました。 |