7/20(続)ウェンゲンに戻ってここからロープウエイで標高2239mのメンリッヒェンまで約5分。ベルナー・オーバーランドのパノラマが展望できます。ベルナー・オーバーランド三山の展望もこれで見納めです。
7/21 明日は帰国する日なので今日が実質の最終日。夜明け前に雷雨とともに凄い雨の音。夕べから雲が覆ってきたので遂に来たかと覚悟をしていましたがウェンゲンのホテルからグリンデルワルトへ列車で行く途中に雲の切れ間が出てきました。何時ものようにロープウエイで展望台フィリストに行き、山上湖バッハアルプゼーまでの2.5時間のハイキングです。フィリスト展望台ではベルナー・オーバーランドの東部に位置するので山の主役もマッターホルンに似たシュレックホルン(4078m)と天気予報の山ヴェッターホン(3692m)になります。
展望台の裏側の絶壁には昨年設置された空中デッキがありました。エギーユ・デェ・ミディ展望台にも同じようなのがありましたが、ポリカーボネートの透明な床で、集客も気を配っているのですね。
今は高山植物の花の季節。何人もの現地ガイドさんが教えてくれますがメモでもしておかないと覚えるはずがありません。その中で唯一記憶にあったのが「魔女のツメ」。「悪魔の爪」とも本にありましたが日本にはない花がこのコースにありました。
クライネ・シャイデック駅も記憶に残っている場所。新田次郎の記念碑がある駅の裏手の丘は花が多かったけれど、今回はそれほどでもありませんでした。
昼食後は今回の4番目のハイキング、アルメントフーベル花の谷のハイキングでしたが途中で雷雨と驟雨のために中止になりました。牛の放牧後だったので花は少ないでしょうとガイドさんは慰めていました。アイガー北壁が近くに見える村です。
7/22 ウェンゲンから列車でラウタ-ブルンエンへ。バスに乗り換えてチューリッヒの空港まで2.5時間。時々雨の天気でした。それにしても最初の5日間連続の快晴は本当に幸運でした。今回のツアーには氷河特急にも乗らず、街や古城の見学もありませんでした。
スイスには日本人客が相変わらず多いそうですが近年はアラブ系の人も多くなっているそうです。前回の旅では食事が合わないというか良い印象がありませんでしたが、今回は随分変わったと感じました。それと国内のトイレはどこでも綺麗でした。
ツアーのメンバ-は8名。内半数はビジネスクラス利用です。ドバイまでの往路は隣席が空いていたので楽でしたが帰路では満席だったので窮屈でした。次回はやはりビジネスクラスにすべきだと実感し ました。
メンリッヒェン展望台から
フイリスト展望台から
バッハアルプゼー湖
フイリスト展望台の空中デッキ
アルメントフーベル村
魔女の爪(青い花)
クライネ・シャイデック駅
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