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2019年11月02日(土) 

 

 

>日本の技術は物作りでは世界一だと言われます。

 

そうですね。日本人の感性による作品の仕上がりが良いですね。お陰様でわが国は、技術立国を経て経済大国になりました。

 

>その秘訣は徒弟制度による人作りだと言われます。>徒弟制度は外国にもありますが、どこが違うのか、今回は、この徒弟制度について、私の経験から愚考します。

 

それは、興味のある課題ですね。

 

>まず、私ことですが、稲の品種改良に40年在籍しましたが、半分の20年間は独立出来ませんでした。>それは、稲の品種改良育成者(ブリーダー)となるためには、でっち(研究員)10年、番頭(主任研究員)10年、合計20年の経験を経て1人前と言われるからで、私もそれを経験したことになります。>おかげで、理論だけでなく、経験豊富、外国に行っても外人には負けない技術者、と言われるまでになりました。

 

それは、結構なことですね。

 

>おそらく、このように20年もかけて人を育てる制度は外国には見当たりません。

 

そうでしょうね。外国には、序列制度も序列人間もありませんからね。                     

 

> 外国の徒弟制度は、イギリス、ドイツ、イタリア等に産業革命以前から認められますが、日本ほど長期に渡って系統的に人を育てる取り組み方は無い感じがします。

 

わが国は序列社会 (縦社会) であり日本人は序列人間ですから、序列から離れて生活するのは容易ではありませんね。

 

>そして、それは「道を究める」という学ぶ側からの日本的意識とかみ合い発展し、今のような形になったのだと思います。

 

そうですね。自己の属する序列の中で、長期に慣れ合うことになるのでしょうね。

 

> 私は外国でも働くチャンスをいただき、主として後進国を見て回りました。 >そこは、徒弟制度の代わりにドクター(博士)制度があり、ドクターになれば偉くなることができる世界でした。

 

そうですね。ドクターは、Ph.D. (Doctor of Philosophy: 哲学博士) ですね。ドクター制度は、徒弟制度とは異質なものですね。

 

>このため、研究機関に行くと経験の少ない若いリーダーにたびたび出会いました。>若いリーダーは経験が浅く、物足りないことは言うまでもありません。

 

そうですね。ドクターには、経験年数だけではなれませんからね。

 

> 一方、日本ではドクターだけでは偉くなれません(笑)。

 

わが国では、ドクター称号に違和感がありますね。それは、我が国民が無哲学・能天気なためでしょうね。

 

>経験、人柄、実績、リーダーシップとかが求められます。

 

それは、‘たたき上げ’ ということでしょうかね。

 

>こうしたことから、物作りが日本は世界一と言われるのも、長期に渡る徒弟制度で育った多くの技術者が居るためと思われます。

 

そうですね。物作りは ‘現実’ 作り、考え (哲学) は ‘非現実’ 作りですからね。両者は活動の分野が違いますね。日本人には、非現実 (考え) の内容がないですね。ですから、無哲学・能天気となります。ものを作れば、現ナマが入る。ところが、学者に金持ちなし。

 

> 前回の繰り返しになりますが、日本ではすべての分野に道があり、その道は奥深く簡単に究めることはできない世界です。

 

わが国は序列制度の国であり、全ての分野に序列修行がありますね。序列から簡単には抜け出すことはできませんね。

 

>その道に、日本人は底知れない魅力を感じ、そうした感性が、日本を世界的な技術大国と押し上げたのだと思います。

 

そうですね。技術は現実の内容ですからね。真の学問 (哲学) は、非現実の内容でしょう。お互いに、水と油の関係ですね。お陰様でわが国は、漫画・アニメの大国にもなりました。

 

>拙ブログでは、そうした感性は縄文時代からあることを検討しています。

 

日本人の感性は商品価値に反映されて経済を動かす。心からご健闘を祈ります。

 

 

 

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閲覧数364 カテゴリアルバム コメント0 投稿日時2019/11/02 02:26
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