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2022年06月16日(木) 

 

>現代ビジネス   >「朝日新聞の没落は他人事ではない」 グーグル日本法人元代表が指摘する「日本病」とは 『朝日新聞政治部』書評   > 辻野 晃一郎 2022/06/16 06:00  

(略)

>ソニーでVAIOなどの大ヒット商品を手がけ、グーグル日本法人代表取締役社長を務めた辻野晃一郎氏が、「日本企業が没落する理由がこれを読めばわかる」と推薦する本が、『朝日新聞政治部』だ。

>同書は、朝日新聞政治部の元エース記者だった鮫島氏が、ある事件をきっかけに失脚し、会社に最後まで抗いながら退職するまでの出来事が生々しく描かれている。   

>朝日新聞の凋落は「あなたの会社の凋落」に重なる   

>圧倒的な面白さで読み応え十分なノンフィクションだ。   

>新聞記者生活で鍛えられた鮫島さんの確かな筆力で綴られた本書は、一度読み始めたら引き込まれて止められない。   

>ところどころで日本の政治史や事件簿を再確認しながらも、一気に最後まで読み進んでしまう。   

>舞台は天下の朝日新聞社。   

>ネットメディアの台頭に押されて凋落を続けるオールドメディアの「凋落の本質」が、鮫島さんという一人の反骨精神豊かなエリート政治記者の栄光と挫折を通じて生々しく描かれている。   

(略)

>凋落の本質とは、詰まるところ「自滅」だ。   

>諸行無常の世にあって盛者必衰は古くからの真理。   

>変わるべきタイミングで変わることができない存在は、それが企業だろうが国家だろうが個人だろうが例外なく滅びていく。   

>本書を単なる暴露本のようにネガティブ評価する人がいるようだが、そんな薄っぺらなものではないし、そうした解釈で片付けてしまってはもったいない。   

>かつてなく大きな変動が続く世界の中で日本の埋没感は際立っている。   

>それを裏付けるデータは多々あるが、例えば世界GDPにおける日本のシェアは1994年がピークで18%を占めたものが2021年は5%にまで下がった。   

>本書にも指摘がある世界の国別報道自由度ランキングは、2010年の11位から2022年には71位へと大きく後退した。   

>日本の埋没に有効な手を打っていくためにはその原因を探らねばならない。   

>そのためには、日本社会や日本企業の内情をブラックボックス化させずに白日の下にさらけ出し、内包する問題を特定して検証する作業が欠かせない。   

>そのような意味合いにおいて、本書は、日本の埋没が止まらない原因を解明するための好材料でもある。   

>ここに描かれた「朝日新聞の凋落」は、その内情を知り尽くした鮫島さんによる勇気ある内部告発だが、それは鮫島さんにしか書けない「吉田調書」以上に価値ある「特ダネ」なのだ。  

>本書が描く朝日新聞社の赤裸々な内情は衝撃的だが、どんな企業や組織にとってもけっして他人事ではないだろう。   

>メディア関係者に留まらず、あらゆる経済人や企業人をはじめ、組織で働く人たちには是非読んで欲しい。   

>読み終わったときに、「朝日新聞の凋落」は「自社の凋落」とも重なっていることに気付き、背筋が寒くなる読者も多いのではないか。   

>私が鮫島さんの存在を知ったのは、国会議員の小川淳也さんを描いた映画『なぜ君は総理大臣になれないのか』のオンライン上映を見たのがきっかけだった。   

>映画の終了後、小川議員と鮫島さん、他に政治記者を一人交えた鼎談が収録されていた。   

>同郷で高校の同級生という小川議員に対し、温かくもストレートで厳しめのコメントを穏やかな語り口で連発しているのが印象的だった。   

>それ以来、ツイッターなどで鮫島さんのアカウントをフォローし、「SAMEJIMA TIMES」も時々見るようになった。   

>ネットで発信される鮫島さんの主張や指摘には共感するところが多い。   

>本書も、電子書籍だけでなく紙版が欲しくて発売と同時にアマゾンで入手しようとしたのだが、在庫切れになっていたので近所の書店に行って購入した。   

>ちょうど一冊だけ残っていたことに縁も感じたが、実際に会ったことはない。   

>私にも似たような思い出がある   

>実は、かつて私も鮫島さんと似たような境遇を経験している。   

>そのためか、本書の内容はとても他人事とは思えず、まるで自分に起きたことのように身近に感じながら読み進めた。   

>私事となるが、私は1984年4月に新卒のエンジニアとしてソニーに入社した。   

>以来、20年余にわたって同社で働くことは自分の生きがいであり人生そのものだったが、2006年3月に同社を退社し、米グーグルに転じた後、自分で独立起業した。   

>私が全力で駆け抜けたかつてのソニーは、今の時代でいえばグーグルやアップルを凌ぐほどの勢いを持つ市場創造型の企業で、まさに日本の珠玉ともいえる誇らしくて偉大な企業だった。   

>人がやらないことにこだわり、好奇心旺盛で個性豊かなエンジニアたちが、チャレンジを厭わず、困難から逃げず、数々の革新的な家電を生み出して世界を席巻した。   

(略)

>しかし、創業者の井深大と盛田昭夫が相次いでこの世を去った後、求心力を失った同社のガバナンスは大きく乱れ、深刻な経営不振に陥る。   

>その頃、私は執行役員手前のカンパニープレジデントという現場の青年将校のような役回りだったが、ソニーがソニーでなくなっていく過程に翻弄されながらも、なんとかソニーをソニーであらしめようと日々奮闘していた。   

>手掛けた新製品が大ヒットして話題になりメディアの取材が殺到したり、CEOアウォードを受賞したりといった輝かしい場面もあったが、幾多の理不尽な目にも遭った。   

>成果を上げ続けていたにも関わらず、社内政治に巻き込まれ、理由も告げられぬままいきなり役職を解かれて社内失業者のような扱いを受けたこともある。   

>詳しくは『グーグルで必要なことは、みんなソニーが教えてくれた』(2010年 新潮社、2013年 新潮文庫)という著作に残しているが、ついには会社の戦略的失敗の全責任を押し付けられるような出来事があり退社した。   

>その時の挫折感や敗北感は、長い年月を経た今でもまだ時おり古傷のように痛むことがある。   

>本書の序章に、鮫島さんが奥さんとのやり取りをきっかけに「傲慢罪」という言葉を使って事の経緯を振り返るくだりがある。   

>今から思えば、当時の私も若くしてカンパニープレジデントに抜擢されて将来を嘱望され、知らず知らずいい気になっていたのかもしれない。   

>自分ではそんなつもりはまったくなかったが、周囲から見れば大手を振って社内を歩いているように見え、嫉妬や反感の対象になっていたとしても不思議はない。   

>一方で、その頃のソニーにも明らかに会社としての傲りがあり、その傲りの陰に数々の油断や怠慢があったのも事実だ。   

>その結果、経営不振が続いて経営陣が総退陣するという事態を招いた。   

>鮫島さんは『「傲慢罪」に問われるのは、私だけではないと思った。   

>新聞界のリーダーを気取ってきた朝日新聞もまた「傲慢罪」に問われているのだ』と述べているが、この辺りは鮫島さんの思いに近い。   

>個人も会社も、最も恐ろしいのは「傲り」だ。   

>あらゆる失敗は傲りに起因するといっても間違いはないだろう。   

>時代の変化についていけず「適応障害」を起こす経営者たち   

>ソニーを辞めたことは自分の人生の転機となったが、辞めたことでグーグルと出会う機会やさらには起業の機会にも恵まれ、はっきりとわかったことがある。   

>それは、当時ソニーが抱えていたある種の病は、なにもソニー固有のものではなく、日本の家電業界や製造業界全体、あるいはあらゆる産業セクター、さらには日本国全体に蔓延している「日本病」とでもいうべき病だったということだ。

>「傲慢罪」と並んで、この「日本病」こそが日本埋没の元凶ではないか。   

>そして私の感覚では、政府の新型コロナへの一連の対応などをみていても、この日本病はその後も収まるどころか、全国でその深刻さの度合いを増していく一方だと感じている。   

>本書を読んで、朝日新聞社も例外ではないことがよくわかった。   

(略)

>日本病には主に二つの側面がある。   

>一つは「過去の成功体験から抜け出せないまま過度に失敗を恐れて現状変更を嫌い時代の変化についていけなくなった重度の適応障害」という側面だ。   

>そしてもう一つは「個人が組織や主君に滅私奉公するトップダウン型の関係性の中で染みついた受け身体質・自己犠牲体質とそれに伴う個人の委縮や思考停止の慢性化」という側面だ。   

>たちが悪いのは、これらの合併症状として「実際は何もしていないか裏で別の事をしているのに、変わろうとしているフリややっているフリでごまかす」というものが加わることだ。   

>隠蔽、偽装、改竄、忖度などが流行る理由もここにある。    

>少し前、ツイッター買収絡みで世間を騒がせたイーロン・マスクが「出生率が死亡率を上回るような変化がない限り、日本はいずれ消滅するだろう(unless something changes to cause the birth rate to exceed the death rate, Japan will eventually cease to exist)」とツイートして物議を醸した。   

>しかしこれは未来予測でも何でもない。   

>現在の人口動態が続く限りは何世紀後かに100%確実に起きる事実だ。   

 (略)

>一つのわかりやすい事例だが、今の日本が直面している大きな課題は、このように「過去や現在の延長線上に明るい未来はない」ということがはっきりとわかっているにも関わらず、これまでのやり方を一向に変えようとしないことでこれが日本病だ。   

 

 そうですね。

<日本はなぜ敗れるのか・敗因21か条> を著した山本七平の指摘する事例からも、大和民族自滅の過程は見て取れる。その一例を以下に掲げる。

私が戦った相手、アメリカ軍は、常に方法を変えてきた。あの手がだめならこれ、この手がだめならあれ、と。 、、、、、あれが日本軍なら、五十万をおくってだめなら百万を送り、百万を送ってだめなら二百万をおくる。そして極限まで来て自滅するとき「やるだけのことはやった、思い残すことはない」と言うのであろう。 、、、、、 これらの言葉の中には「あらゆる方法を探求し、可能な方法論のすべてを試みた」という意味はない。ただある一方法を一方向に、極限まで繰り返し、その繰り返しのための損害の量と、その損害を克服するため投じつづけた量と、それを投ずるために払った犠牲に自己満足し、それで力を出しきったとして自己を正当化しているということだけであろう。(引用終り)  

 

>少子高齢化への有効な手立ては未だ何も打たれていないし、デジタル後進国などと呼ばれるありさまになったのもそのためだ。   

 

そうですね。日本人には意思 (will) がない。つまり、無心である。意思は英語の未来時制の文章内容であるが、日本語の文法には時制 (tense) というものがないので、日本人には意思がない。

意思のあるところに方法 (仕方) がある。Where there's a will, there's a way. 日本人には意思がない。仕方がないので無為無策でいる。おとなしい。優柔不断・意志薄弱に見える。能動がなくて受動ばかりの生活を送っている。だから戦時中は、玉砕するまで戦い抜いた日本兵であった。困った時には '他力本願・神頼み' になる。思考停止に陥っていて生きる力 (vitality) が不足している。

 ' やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かず' 山本五十六 (やまもと いそろく)

どうやら '指示待ち人間' ができあがったようです。この筋道で成功すると、後追いの専門家になりますね。後追いの人は世論指導者としては適格ではないでしょう。 

 

>繰り返すが、日本病は日本全国に蔓延している。   

>「吉田調書」でも暴かれた原発災害に向き合う東京電力の体質、朝日新聞社での「吉田調書」「慰安婦」「池上コラム」を巡るリスク管理の失敗、不正会計をきっかけに経営不振が続き崩壊寸前の危機にある東芝、森友問題における財務省の公文書改竄事件、東京五輪に関連した数々の疑惑や不祥事など、政官財学を問わず次々と起きるこれらの問題は、表の顔はそれぞれ違っていても、実はすべて「傲慢罪」や「日本病」が共通原因で発症したものといえるのではないだろうか。

 

そうですね。

我々日本人は日本語と英語の両言語を良く学び、思考における時制の大切さを十分に理解する必要がありますね。英語にある時制 (tense) を使った考え方を会得すれば、我々は自己の意思 (will) を明らかにすることも可能になるし、自分自身の世界観 (world view) を持つことも出来ます。さすれば我々は国際社会において相手の理解も得られ、未来社会の建設に協力することも可能になります。かくして、我々日本人は、人類の進歩に一層の貢献が可能になるでしょう。 

『有能な人材が世界から日本に集まり、ここで世界に向けてサクセスストーリーが生まれるという国家を目指すべきです。 このための具体的な政策課題として (1)英語を第2公用語にする (2)定住外国人に地方参政権を与える (3)インターネットの接続料はじめ知的生産活動の基本コストを諸外国並みにする (4)日本の制度やシステムの中で国際基準と合致しないものを一括して見直す―の4点を提案したいと思います。』 (茂木敏充外務大臣)   

 我が国の ‘かな漢字’ は世界中何処の国に行っても通用しない。特にローマ字 (alphabet) の代わりに仮名を使用することには害毒がある。仮名漢字表記による学習で自分は世界に通じていると思い込む。だが、これは事実ではない。勝手な解釈により世界に関する独りよがりの解釈は避けられない。私は宿泊先のアメリカ人の名前は知っている。しかし、その綴り方は分からない。つづり字を考えることのない日本人の記憶方法だからである。このような文盲に近い体験の仕方では外国人との文通もできない。地図を見て探すことも難しい。かな書き英語が我が国民の国際化を果てしなく遠ざけているということができる。  

国語の勉強は読み書きの練習である。ところが、日本語のかな漢字表記は難しい。特に漢字の字形と音訓の習得に月日を費やし、目的の勉学の成果が遅れている。私の知人に '〇〇健' という名前の人がいる。彼は周りの人から 'タケちゃん' とか、'ケンちゃん' とか呼ばれている。'一体どちらが本当なのか' と私が尋ねると、彼は 'どちらでも良いのですよ' と答える。'でも、戸籍ではどうなっているのか' と尋ねると、'戸籍にはフリガナがありませんから、どう読んでも良いのですよ' という答えであった。これを '日本人の自由' というのであろうか。'あるべき姿' の追及がない。だから表記法の改革も進まない。とりわけ漢字圏以外の国から来た外国人には日本語の漢字は難しい。日本語をローマ字表記にすれば彼らもたちどころに日本語を読めるようになる。読み書きが自由になると一人前の大人として活躍できる。筆記試験でも真の実力が発揮できる。外国人の能力に関してより公平な評価をする社会が我が国内に実現する。ぜひローマ字表記を法制化してもらいたい。          

為せば成る。為さねば成らぬ何事も、成らぬは人の為さぬなりけり。 (上杉鷹山)      

 

>2014年9月11日、朝日新聞は自滅した   

>朝日新聞社にも、吉田慎一常務のように、オールドメディアの凋落に備えて経営革新や組織改編を推進しようとしていた経営幹部は存在した。   

>既存の政治部、経済部、社会部などの縦割りを廃して、記者クラブ依存の受け身体質や横並び体質から脱却し、調査報道や言論中心の紙面作りへの転換を構想していたという。   

>それに呼応するように、鮫島さんも同社を変えようと奮闘した。   

>エピソードの中に、鮫島さんが特別報道部に出戻った時に新たな組織風土作りに尽力したことが紹介されている。   

>記者一人一人の主体性を尊重し、会議は減らし、記者が上司たるデスクを自由に選べるなど、自律走行型で風通しの良いスタイルを実現した。   

>これは、フラットで上下や縦割りとは無縁なインターネット時代のスタイルに沿ったもので、グーグルの働き方にも通じる。   

>実際、鮫島さんが刷新した特別報道部は息を吹き返して数々の成果をあげたという。   

(略)

>しかし、その特別報道部も鮫島さん退社のタイミングで廃止された。   

>そればかりか、鮫島さんも加わって梃入れしアクセス数を大幅に伸ばしたウェブメディア「論座」の編集長(吉田貴文さん。本書には多くの「吉田さん」が登場する)も解任されたという。   

>結局、朝日新聞社は現状変更を拒み、変革のチャンスを逃がし、それを成し遂げる力のある人材を遠ざけている。   

>まさに自滅への道だ。   

>鮫島さんは、朝日新聞が「吉田調書」報道を取り消した2014年9月11日を「新聞が死んだ日」と位置付けている。   

>この日は奇しくもその13年前にアメリカで同時多発テロが発生した日付と同じだ。   

>2001年9月11日を境に世界は大きく変わったが、権力に屈服しバッシングに怯えながら、日本の大手メディアの劣化や機能不全はここ数年の間にも確実に進んでいる。   

>ニューノーマルの時代に「たった一度の人生をどう生きるか」   

>デジタルやネットはそれまでのすべてを変えた。   

>フラットでオープンな時代を迎えて個人が伸び伸びと解放され、テクノロジーやデータを味方にして際限なくパワーアップできる時代だ。   

>今やそれを十二分に理解した鮫島さんは、一人で「SAMEJIMA TIMES」を立ち上げた。    

>まさに進むべき正しい方向に向けて次の一歩を力強く踏み出したわけだ。   

>支援者や応援者もこれからどんどん増えていくだろう。   

>鮫島さんには、是非日本のメディアやジャーナリズムを立て直す大きな一石を投じて欲しい。   

 (略)

>かく言う私も、鮫島さんより一足先に独立起業する道を選んだ。   

>世の中の変化をチャンスと捉え、その変化に我が身を投じて自分の真の実力や運命を試してみたいと思ったからだ。   

>人生百年時代といわれるが、平穏無事な人生よりも、新しいことにチャレンジして幾多の困難に行き当たる人生のほうが、脳や生命力が活性化して若さを保てるという。   

>たった一度の人生だ。   

>ビートルズの歌のタイトルにもある「The Long and Winding Road(長く曲がりくねった道)」はこの先もまだまだ続く。   

>鮫島さんの新たな旅立ちに心からエールを送りたい。   

 

 

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