>NEWSポストセブン >《「愛子天皇」に真っ向から”NO”》戦後の皇室が築いた象徴天皇制を否定する参政党の躍進、皇室典範改正の議論は「振り出しに戻りかねない」状況 >NEWSポストセブンによるストーリー・ >13時間・ > SNSで支持者を集め、にわかに勢いを増す新興政党。 >各所で波紋を呼ぶその主張は、戦後、上皇ご夫妻や天皇皇后両陛下が築いてこられた皇室のあり方を否定するようにさえ映る。 >混迷の時代を前にしたプリンセス。 >しかしその胸の内には、どんなときも貫く強い思いがあった。 > ヒグラシの鳴き声が響く、栃木県・那須御用邸。 >7月18日、天皇ご一家はご静養のため、同地を訪問された。 >沖縄の「かりゆし」ウエアをそろって着用し、豊かな緑が広がる邸内を散策されたご一家。 >愛子さまは「この大自然のなかで、ゆっくりと過ごすことができればと思っております」と、やわらかな笑みをこぼされた。 >しかし、同時期に行われた国政選挙を舞台に、そんな愛子さまの笑顔を曇らせるような大問題が持ち上がっていた──。 > 帰京前日の7月22日には、お忍びで「那須どうぶつ王国」にも足を運ばれたご一家。 >「この日の愛子さまは、珍しいポニーテールスタイル。 >真っ白なリボンで髪をまとめられていて、普段のご公務では見られないリラックスした装いでした。 >『那須どうぶつ王国』は、ご一家が那須で静養される際は毎回のように足を運ばれる“お気に入りスポット”です。 > 看板コーナーである『バードショー』も鑑賞され、タカやワシなどの巨大な猛禽類や、色とりどりの南国の鳥たちが飛び交う様子を、時折会話を交わされながら楽しそうにご覧になっていました。 >動物好きのご一家にとっては、癒しのひとときとなったことでしょう。 >ご静養を終えて、皇居にお戻りになった雅子さまの表情はいきいきとしていて、リフレッシュされたことがうかがえました」(宮内庁関係者) > ご一家が那須で過ごされていた7月20日は、参院選の投開票日。 >自民・公明両党は過半数割れの歴史的大敗となり、石破茂首相の進退も問われる事態になっている。 >そんな今回の選挙で最大の勝利政党とされるのが、2020年に結党された「参政党」だ。 >「非改選の1議席に加え、新たに14人が当選し、大躍進を遂げました。 >選挙戦では得意のSNSを駆使。 >投票日前日に東京・芝公園で行われた最終演説には約2万人の支持者が集結し、YouTubeのライブ配信は6万人以上が視聴するなど熱気を放ちました」(政治部記者) > 社会現象といえるほどの旋風を起こした参政党。 >一方、選挙戦の最中からその“過激な”主張は物議を醸していた。 >「『日本人ファースト』というスローガンを掲げ、外国人の権利を制限せよと訴えた。 >これには“排外主義だ”と批判する声もあがりました」(前出・政治部記者) > 今回の選挙結果は、海外メディアでも大きく取り上げられた。 >「イギリスのBBCは参政党を“極右”と表現。 >さらにロイター通信は“日本の政治的混乱の前兆となる可能性がある”と一歩踏み込んで報じました。 > また、参政党の躍進を、欧州の極右政党の台頭に通じるものがあると指摘する向きもあります。 >欧州で極右とされる政党は『伝統的家族観』を重視するほか、移民に対する排外的な主張も目立ちます。 >そうした政党の台頭により、欧州は目下分断の危機にさらされており、日本も同じような道をたどるのではと懸念する声があがっているのです」(国際部記者) >「子供をたくさんつくっていただく」 > 参政党が急激に存在感を増す中、代表の神谷宗幣議員(47才)の過去の発言も注目を浴びた。 >2023年、参政党の公式YouTubeチャンネルにアップされた動画内での発言だ。 >「神谷氏が『天皇陛下には側室を持ってもらって、子供をたくさんつくっていただく』という旨の発言をしたのです。 >いわば“本妻以外の妻”を持つことをすすめたわけですが、その後、関係者から“不敬だ”との指摘があり、動画の該当部分は削除されています。 > 発言についての事実関係を質問したメディアに対し、参政党は《皇位継承問題について、その深刻さを訴えるためでした》《実際にそのような在り方を求めたものではありません》と、神谷氏の発言の意図を説明しました」(皇室ジャーナリスト) > 後に訂正されたとはいえ、この発言は愛子さまにとって看過できないものだろう。 >「参政党の主張は、天皇の血筋を『男系男子』でつないでいくこと。 >つまり、“子供をたくさんつくっていただく”というのは、男の子が生まれるまで天皇陛下に子供をつくり続けてもらう、ということです。 > 戦後の皇室は国民の象徴として、家族観のロールモデルを示す役割も果たされてきた。 >上皇ご夫妻は、それまでの慣習を廃し、天皇陛下をお手元で育てられました。 >神谷氏の発言は、美智子さまや雅子さまが、上皇さまや天皇陛下をお支えしながら形作られてきた戦後の皇室の歩みを否定するようなもの。 >あたたかいご家庭で、両親の愛情を一身に受けて育たれた愛子さまにとっては、衝撃的な発言でしょう」(前出・宮内庁関係者) > さらに、各所で波紋を広げているのが、参政党が掲げる「新日本憲法」だ。 >「参政党は今年5月、独自の憲法草案を公表。 >『改憲』ではなく、一から憲法を作り直す『創憲』を訴えています。 >500人以上のメンバーが集まり、2年間の歳月をかけて作成されたそうです」(前出・政治部記者) > 第一条には「天皇」という項目が据えられている。 >「そこでは、《天皇は、国民の幸せを祈る神聖な存在として侵してはならない》と定められています。 >これは戦前の大日本帝国憲法に記載された《天皇は神聖にして侵すべからず》に通ずる表現で、その後も『象徴』という文言は一切出てきません。 >このため、参政党は戦後の象徴天皇制のあり方を否定しているようにも見られているのです」(前出・皇室ジャーナリスト) > 参政党はさらに、国民の間で期待が高まる「愛子天皇」に対して、真っ向から“NO”を突きつけている。 >「参政党は、男系男子による皇位継承に強くこだわっています。
日本人には現実 (事実) があって、非現実 (考え・哲学) がない。だから現実肯定主義にならざるを得ませんね。だから男系男子に強くこだわることなります。
>神谷氏は、過去に党の公式YouTubeの動画で“男系でつないでいくための中継ぎとして、女性天皇が即位する可能性も否定しない”という旨の発言をしたこともありましたが、選挙後に出演したニュース番組で、保守派の論客から“党の主張と反する”と指摘された。 > これに対して、神谷氏は“(動画を)消すようにします”とその場で明言しました。 >参政党は党として、『愛子天皇』を否定すると宣言した格好です」(別の皇室ジャーナリスト) > こうした状況に、愛子さまは胸を痛めておられることだろう。 >少しずつ進んでいた女性皇族の将来に関する議論が、参政党の躍進によって大きく停滞する可能性が出てきたからだ。
そうですね。日本人として当然の考え方ですね。
>「先の国会で行われていた皇室典範改正に向けた議論は、ここ数年の中でも皇族方の将来について一定の方向性を示す大きなチャンスでした。 >さらに今年5月には、保守派の言論をリードする『読売新聞』が“女系天皇の可能性も排除しない現実的な方策を”と大々的に提言するなど、保守層が少しずつ柔軟な姿勢を示しはじめていた。 > しかし今回、参政党のような“極右”政党が存在感を増したことで、もう一度議論が振り出しに戻りかねません」(前出・別の皇室ジャーナリスト) > さらに、新興勢力の台頭による政治的な混迷で、永田町は“皇室典範改正どころではない”という状況に直面している。 >「自民党の大敗、参政党の躍進で秋以降の政局は見通しが立たないでしょう。 >安定した皇位の継承に危機感は持ちつつも、正直、優先順位は下がってしまっている。 >いま、皇室典範の改正に動く体力のある政党はどこにもないでしょう。
ひ弱な国・日本ですね。
>『8月退陣へ』という報道が一斉になされたことを気にして、石破首相は再び“続投”を示唆するような発言で軌道修正をはかっていますが、退陣は不可避。 >8月末の国際会議を終えた後の退陣が基本線です。 >9月には総裁選が行われるのではないでしょうか」(別の政治部記者) > 戦後の皇室が築いてきた象徴天皇制を否定するかのような政党が躍進を遂げ、さらに皇室典範改正への議論もままならなくなってしまったいま、愛子さまにはこれまで以上に強い逆風が吹いているといっていい。
日本人にはリーズン (理性・理由・適当) がない。国民にリーズナブルな結論を求める知力がない。だから、改革運動家は改革を推し進めるため力が得られない。わが国では、リーズンが現実肯定主義の抵抗勢力を打ち砕く力にならない。だから我が国は依然として守旧派の国である。改革は遅々として進まない。
>「愛子さまは、上皇ご夫妻をはじめ、天皇皇后両陛下の“ふるまい”を幼い頃から見て、国民に寄り添う皇室のあり方を学んでこられました。 >『愛子天皇待望論』が国民の間で湧き上がるきっかけとなったのは、愛子さまの成年会見での輝かしいお姿ですが、そこで愛子さまは“これからも長く一緒に時間を過ごせますように”と、両陛下へ伝えたい言葉を語られました。 >深い“母娘関係”にある雅子さまに対して、“末永くおそばでお支えしたい”というご覚悟の表れにほかなりません。 >時代の流れの中で過激な主張を繰り広げる勢力が台頭しても、その信念が揺らぐことはないでしょう」(前出・宮内庁関係者) > ご自身の将来への議論が暗礁に乗り上げる中、愛子さまは日々成年皇族の大きな柱としての役割を果たされている。 >「日本赤十字社での勤務とご公務との両立に励まれています。 >11月には初めての単独海外公式訪問となる、ラオスへのご訪問を控えています。 >愛子さまは、8月には担当部署の繁忙期を迎えられますが、お仕事とご公務の合間を縫ってすでに資料などを読み込まれている。 >愛子さまは上皇ご夫妻やご両親から学ばれた皇族としての姿勢を体現するべく、日々邁進されています」(別の宮内庁関係者) > どんな逆境にも負けず、愛子さまは、ただただ前を向かれている。 >※女性セブン2025年8月14日号
子供には現実 (事実) ばかりがあって非現実(哲学・考え) がない。 英米流の高等教育は子供に哲学を獲得させるための教育である。 英米流の高等教育は子供を大人にする為の教育である。 子供が思春期になって、言語能力が飛躍的に増大するのを待って高等教育が行われる。
英語の文法には時制 (tense) というものがあって独立した非現実の三世界を表現することができる。 未来時制の構文を使えば自己の意思を表すこともできるようになる。 自己の意思を表すと加害者意識も経験することになる。 それが高じて罪の意識も理解できるようになる。罪の告白も可能になり入信する人もいる。 深い反省にも陥ることもあるので原因の究明が行われる。 事故の原因究明をうやむやにはできない様な心構えになる。
魂の救済を必要とする人も出て来る。 贖罪のための宗教 (キリスト教) も重要になる。 こうした過程を経て浅薄な人間が思慮深い人間に変身する。 だからどこの国でも高等教育に力を入れることになる。
哲学は非現実 (考え) の内容であるから、思考を停止している日本人には縁がない。 日本語は現実の内容だけを話す言語である。写生画の言語であるとも言われている。 日本式の判断だと見ることのできる内容は本当の事である。見ることのできない内容は嘘である。 だから現実の言葉 (日本語) を話す人が非現実を語る学習をすると常に失敗する。 嘘ばかりついていては学習に力が入らない。だからわが国は英米流の高等教育の導入に失敗した。何処の国も日本に我が子の高等教育の成果を期待する親はいない。
今の地球はアングロ・サクソンの支配体制にある。哲学が相手を引き付けて人々の尊敬を得る。アフリカ系米国人はアメリカの大統領になった。インド系英国人は英国の首相になっていた。これらは高等教育の賜物である。インド人は印欧語族であるからアングロ・サクソンと相性が良い。
当の日本人の若者はいまなお序列競争にうつつを抜かしていて、教育内容の吟味などする余地はない。 難関出身者が序列社会で優位に立つことばかりを気にしている。大型の子供たちである。 世界に対する注意力不足で井の中の蛙になっていて、国際取引で印欧語族を取引相手にして苦戦を強いられることになる。
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