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2025年08月28日(木) 

 

>FNN   >戦争責任を問われた哲学者西田幾多郎…軍の求めに応じて提出された文章『世界新秩序の原理』に秘められた真意とは   >FNNプライムオンラインによるストーリー・   >5時間・   

>石川が生んだ哲学者、西田幾多郎。   

>西田は終戦の2カ月前に病気で亡くなるが、戦後「戦争に協力した」として度々責任を問われてきた。   

>日本を代表する哲学者が戦時中、何を語ろうとしていたのか。   

>「全体主義は個人を否定する」    

>太平洋戦争に突入した1940年代。   

>この時代の日本はドイツやイタリアとともに全体主義国家と呼ばれている。   

>全体主義とは「お国のために」というスローガンに代表されるように、1人1人の個人よりも全体としての国家の利益や発展を優先する考えだ。   

 

そうですね。滅私奉公ですね。  

 

>こうした時代の最中に録音された、ある音声がある。   

>「全体主義というのは創造を否定する。   

>全体が個人を否定する」   

 

そうですね。   

 

>声の主は哲学者の西田幾多郎だ。   

>厳しい言論統制が行われる中で西田はなぜこのような発言をしていたのか。   

>新版の西田幾多郎全集を編集した1人、京都大学名誉教授の藤田正勝さんは「1人1人の人間の持っている創造性。   

>そういうもので人間の文化というものは豊かになっていく。   

>そういう道を全体主義は塞ぐものだという考えが西田にはあった」と話す。   

 

そうですね。創造性は個人主義の中か生まれますね。   

 

>武断的な校風になじめず退学   

>西田幾多郎は明治初期の1870年、加賀国河北郡森村で生まれた。   

>金沢の第四高等中学校でも学ぶが、規則づくめの校風になじめず友人たちと教官に反抗。    

>学業は優秀だったが素行不良で中途退学することになった。   

>その後、大学を出て40歳で京都帝国大学に赴任。   

>哲学科の教授として教壇に立つ。   

>学生たちには厳しくも温かみのある先生として慕われていたそうだ。   

>執筆活動も本格化し日本で最初の哲学書とされる「善の研究」を始め数多くの論文を世に発表した。   

>そんな西田が自由な創作活動を抑圧する全体主義に批判的な考えを持っていたのは自然なことだった。   

>「全体主義というのは創造を否定する。   

>つまりは動物的になる。   

 

そうですね。   

 

>動物には創造というものはないんだ。   

>創造というものは人間だけにある」時代の風潮を明確に批判していた西田。   

 

そうですね。   

 

>しかし戦後、西田は戦争に協力していたとして責任を問われることになる。   

>1954年に刊行された文藝春秋。   

>掲載されたのは「西田幾多郎の敗北」。   

>記事を書いたのは昭和を代表するジャーナリストの大宅壮一。   

>大宅は西田を「日本最高の知性」としたうえで「博士は魂を売って肉体の保証を求めたのである」と、西田が身の安全を保証してもらう代わりに軍に協力したと告発した。   

>この記事が出て以降、西田幾多郎と言えば「戦争に協力した哲学者」というイメージが世に広まることになった。   

>軍に提出された文章の真意とは   

>戦時中、西田の周りで何が起こっていたのか。   

>神奈川県鎌倉市に西田が晩年、多くの時を過ごした家が残されている。   

>太平洋戦争に突入した日本が日に日に戦況を悪くしていた1943年。   

>西田の下に、軍の関係者が度々訪れるようになった。   

>追い詰められていく戦争に意義を見出そうと西田に思想面での協力を求めたのだ。   

>藤田さんは「西田自身、当時日本が後戻りできないところまで追い詰められているという意識を持っていたと思う。   

>自分自身の考えていることを何とか政策に反映できるのであるなら自分の意見をまとめてみたいと考えたのだと思う」と話す。   

>熟慮のうえ、筆を執った西田はひとつの文章を書き上げ、軍にその内容が渡った。   

>タイトルは『世界新秩序の原理』、西田が戦争協力の責任を問われる原因となった文章だ。   

>実際に軍に渡った文章は仲介者によって改変が加えられたものだった。   

>そこには「大東亜戦争は世界史的使命を遂行せんとする聖戦である」などと一見、戦争を肯定するような言葉が並ぶ。   

>しかし時代背景や軍に提出された状況を考慮せず、そのまま西田の戦争責任を問うことはできないとして藤田さんは「(聖戦などは)当時の政策を担っていた人やそれに賛同する思想家たちが盛んに使っていた言葉。   

>そういうものを手がかりにしなければ自分自身の考えを表明することができないという状況にあった」と説明する。   

 

そうですね。残念な世の中でしたね。   

 

>西田が政府に対して真に訴えたかったことは何なのか。   

>文章の中で度々使われているのは“世界”という言葉だ。   

>「もはやどの国も一国だけの意思で政策を進めることはできない。   

>他の国々とのつながりの中で初めてその国の果たすべき役割が見えてくる。   

 

そうですね。国際協力が必要ですね。   

 

>そういう考え方に立っていた。   

>英米の帝国主義や植民地主義ではいけないということを言っているが暗に日本の政策を批判する意味が込められていたと言えると思う」と藤田さんは話す。   

 

そうですね。大日本帝国は帝国主義で植民地主義の国でしたからね。   

 

>それぞれの国家に果たすべき役割があり共に協力し世界の発展の道を探っていくこと。   

>政府がこうした考えに立つことを西田は求めていたと、藤田さんは考えている。   

 

そうですね。日本には国際的な話し合いが必要ですね。   

 

>1945年6月、鎌倉の自宅で息を引き取った西田。   

>軍に渡した文章が政策に反映されることはなかった。   

>世界が注目する日本発の哲学   

>戦後、そして西田の没後80年。   

>西田が残した哲学は近年国際的な注目を集めている。   

>アメリカの研究者は「最近の若い哲学をやっている連中は西田というとみんな『かっこいい』と思うようになった。   

>今は西田という名前を聞かないで哲学の学会は終わらない」と語る。   

>またイタリア人の研究者は「私が善の研究をイタリア語に翻訳したときベストセラーになった。   

>西田の哲学は日本文化に入るための入口の一つとして愛されているのではないかと思う」と話した。   

>軍に提出された『世界新秩序の原理』の冒頭には「真の世界平和は全人類に及ぶものでなければならない」と書かれている。   

>世界の発展のために日本が担うべき役割があると考えた西田。   

 

我々日本人は日本語と英語の両言語を良く学び、思考における時制の大切さを十分に理解する必要がありますね。英語にある時制 (tense) を使った考え方を会得すれば、我々は自己の意思 (will) を明らかにすることも可能になるし、自分自身の世界観 (world view) を持つことも出来ます。さすれば我々は国際社会において相手の理解も得られ、未来社会の建設に協力することも可能になります。かくして、我々日本人は、人類の進歩に一層の貢献が可能になるでしょう。    

 

>戦後80年が経ち西田が残した独自の哲学が、そうした日本の可能性を示しているのではないだろうか。   

>(石川テレビ)   

 

日本人は思考を停止しているから、自分自身の意見を明らかにできない。わが国のマスコミの編集長でも例外ではない。だからいくら外部の情報を流しても、それが社会の木鐸の役割を果すことはない。「それでどうした、それがどうした」の問いに答えが出せないのである。我々日本人は自己の見解を述べる教育を受けてこなかった。だから個人の価値が低い。[木鐸=ぼくたく:世人を教え導く人]        

英米流の高等教育機関において自己の個人的な見解を明らかにすれば学位 (博士号など) が得られる。ぜひやるべき勉強です。   

イザヤ・ベンダサンは、自著 <日本人とユダヤ人> の中で ‘自らの立場’ について以下のように述べています。   

何処の国の新聞でも、一つの立場がある。立場があるというのは公正な報道をしないということではない。そうではなくて、ある一つの事態を眺めかつ報道している自分の位置を明確にしている、ということである。 読者は、報道された内容と報道者の位置の双方を知って、書かれた記事に各々の判断を下す、ということである。 ・・・・日本の新聞も、自らの立場となると、不偏不党とか公正とかいうだけで、対象を見ている自分の位置を一向に明確に打ち出さない。これは非常に奇妙に見える。 物を見て報道している以上、見ている自分の位置というものが絶対にあるし、第一、その立場が明確でない新聞などが出せるはずもなければ読まれるはずもない。・・・・・ (引用終り)    

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


閲覧数40 カテゴリアルバム コメント0 投稿日時2025/08/28 01:02
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