まちかどレポータコミュニティーにアップしましたが日記にもアップしておきます。近所の同じ場所で八重桜の写真を撮りました。木が重くなるぐらい沢山の花を咲かせました。見事に咲きましたが風で短期間に散ってしまいました。この八重桜は他の桜の満開の頃はまだ固い蕾の時期でしたが、徐々に木の真中から咲き始め、上に向かって咲き、下に降りました。 桜の花芽は前年の夏に形成され、その後「休眠」という状態に入ります。休眠した花芽は一定期間冬の低温にさらされることで眠りからさめ(休眠打破)、開花の準備を始めます。そして春をむかえ気温の上昇にともなって、花芽を生成します。気温が高くなるスピードにあわせて、花芽の生成も加速します。生成のピークをむかえると「開花」することになります。 このように、さくらの花芽の「休眠」・「休眠打破」・「生成」・「開花」は秋から冬にかけての気温と春先の気温に大きく関係しています。 今年も見事に桜の開花のメカニズムに沿って咲いてくれました。 4月16日から1日おきに定点で写真を撮りました。4月16日 4月18日 4月20日 4月22日 4月23日 満開です。見事です。木全体が花で重く感じました。4月25日 4月27日 散り始めました。4月29日 風が吹くとあたり一面桜吹雪です。4月30日 5月3日 すっかり葉桜となりました。今年の桜の花の時期も終わりました。素晴らしい自然の営みに感謝です。