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2013年03月14日(木) 

ツアー参加者のピンチヒッターで台湾5日間のツアーに行ってきました。台湾って故宮博物院と玉山(新高山)位しか知らないので、興味もあまりありませんでしたが実際に行ってみるとなかなか良い処でした。



台湾は九州ほどの大きさで、このツアーでは首都の台北から西の海岸線を高雄まで南下して、そこから東側の太平洋側を北上して台北に戻る実質4日間の一周コースです。



一日目(3/5)朝10時に関西空港を出発して3時間で台北に到着。10時間以上も閉じ込められる欧米ツアーに比べて何と快適な事でしょう。時差は1時間だけ。

先ずはバスで陶芸の街、鶯歌の陶磁老街を見物。約60個の窯元がある陶芸の街らしいけれど、瀬戸物市場です。ものすごく高価な物から茶碗まで色々ありましたが焼き物にあまり興味がないのでフーンという感じ。



次の三峡は約250年前に創建された台湾で最も美しい彫刻がほどこされたという祖師廟の清水祖師廟と日本統治期に建てられたレンガ造りの家屋が並ぶ老街の見物。前者の天井や壁に精緻な彫刻のある廟は記憶に残るぐらい立派でした。



 



台中への途中(新竹)でランタンフェスティバルが期間限定(2/24~3/10)で開催されていて、電飾ランタンや装飾ライトで広い会場を埋め尽くされていました。会場を1時間懸っても全部見る事ができない程の大規模で、地元の企業の主催だそうです。



 



二日目(3/6)台中の観光は台中大仏こと黄金色の彌勒大仏像がでんと座っておられる宝覚寺。布袋さんではないかと思っていましたが、台中では数少ない仏教寺院とのこと。



 



台湾のほぼ中央部にある日月潭の文武廟はダム湖を見下ろすことができる1969年に再建された大きな廟。孔子、武聖関公と開基神明を祀っておられるそうです。



  

 

台南の赤かん楼は1653年にオランダ軍によって建てられた城を改築した台南では最も古い史跡との事。日本統治下では一部取り壊されるなど、台湾の歴史を語る楼閣でした。



高雄は台湾第2の大都市。蓮池潭の龍虎塔はトンネルになっていて龍から入って虎の口から出れば罪が浄化されるというのに、工事中で入場禁止でした。昔、何処かで同じ物を通ったような記憶がありますが思い出せません。万博の時だったかしら。



 



夜になって六合国際観光夜市という数百mにわたって食べ物の屋台が並ぶ、歩行者天国の夜市を散策しました。シャカトウというお釈迦様の頭部に似た形の、美味しい果物を初めて食べました。



三日目(3/7)高雄のホテルから直ぐに石灰岩の山にある寿山公園は旧日本軍が造った神社があり、そこからの高雄港の景色が綺麗。



 



 

高雄から東へ中央山脈を横断して太平洋に面する三仙台へ。高速道路ではない交通の不便な場所です。ヤシの木がよく目につきました。三仙台は三人の仙人が休んだというサンゴ礁の海岸が広がる景勝地。ヤシの実にストローを入れて飲んだジュースがさっぱりした味でした。一個50元(約150円)でしたが二人で飲みきれない。



 



花蓮への途中に北回帰線を示す塔がありました。北回帰線って聞いたことはあってもその意味を知りませんでした。日本にはありませんもね。



 



花蓮ではアミ族の民族舞踊を鑑賞。出演者は高校生とのこと。台湾は17世紀以降、スペイン、オランダや大陸から多数の漢民族、それに日本、中国の支配を受けてきたので原住民族は少数民族化してしまったそうで、その中で最大のアミ族が17万人との事。中国や韓国よりも日本人によく似ているように思える。



 



四日目(3/8)花蓮からバスで太魯閣へ。珊瑚礁が隆起してできた大理石の渓谷は台湾を代表する景勝地。高さ600m、幅1200mの一枚岩は迫力がありましたが真下から撮ってもその感じは出ません。ヘルメットを装着しての観光でした。



 



花蓮から七堵は特急列車で2時間、北上です。七堵からバスで九ふんへ。宮崎俊監督の「千と千尋の神隠し」の舞台のモデルになった場所です。海が見える高台で、台湾映画「非情城市」の撮影場所で人気のある場所との事。又、日本統治期に金を採掘した場所ですがもう摂り尽くしたそうです。







台北に戻って故宮博物院に。中国歴代の皇帝が収蔵したコレクションをもとに約62万点の収蔵品を誇る中華文化の殿堂で、全部見るのに8年間かかるそうです。カメラは持ち込み禁止でした。約1.5時間の見学では青銅器、陶磁器、書と彫刻品等の価値がよく解らないままでした。小サイズ展示品が多いのは南京から急いで台湾に持ち出した為でしょうか。



中正紀念堂は台北市の中央の公園の中にある蒋介石を記念したモニュメント。巨大な像がありました。



 



夜になってTAIPEI101という世界で3番目に高い(508m)ビルの展望台へ。

台北も地震のよくある処なので対策としてバランス材の大きな分銅球がありました。



  



ホテルへの帰路の途中でもの凄いどよめきがありました。WBCの日本と台湾の対戦テレビ中継を大通りで見物する大勢の人。凄い人気だったらしいですが残念でしたね。



5日目(3/9)午後の出発まで自由行動なので淡水へ。MRTという鉄道で終点まで行けばいいので方向音痴でも行けました。MRTの切符がプラスチック製のコイン形状。リサイクルできるのは良いかもしれません。ちょっと琵琶湖湖畔の感じの場所でした。



 



台北市内はバイクが多くて通勤時間帯は車より多い。交通マナーは良い方でしょうか。クラクションも殆んど鳴らさない。自転車が少ないのも特徴。

ツアー中は天候に恵まれて殆んど快晴でした。各観光地では日本人ツアーが多いこと。西洋の方は殆んど見ませんでした。食事はえげつない味のものは無くて食べ易い。水道水が飲めない事ぐらいでしょうか。日本人と本当によく似ているし、漢字は何となく分かるので外国にいる感じがしませんでした。簡単な英語は通じたみたいです。



午後にホテルを出発して空港から関西空港へ直通。追い風もあって2時間で到着しました。


閲覧数1,073 カテゴリ日記 コメント2 投稿日時2013/03/14 16:25
公開範囲外部公開
コメント(2)
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  • 2013/03/15 14:23
    鉛筆アトさん
    mamedaさん

    こんにちわ。コメントを頂きありがとうございました。

    台湾をよく御存知の方に読んでもらうなんて恐縮です。

    どの街中も綺麗に清掃してあるし雰囲気の良い国ですね。

    現地ガイドさんが、もし中国が強硬姿勢になったら庇ってくれる

    国はないでしょうと言っていましたが、そうならないよう願いますね。
    次項有
  • 2013/03/15 07:14
    mamedaさん
    アトさん、おはようございます。
    旅行記楽しく読ませていただきました。
    懐かしいスポットがいくつか出てきました。
    仕事で新竹にはよく行きましたね。
    故宮、2回ほど行きました。桃園、淡水でのゴルフ、夜の台北。
    大きな失敗。近場なので時差があることをうっかり忘れていて待ち合わせ時間に行ったつもりが待てど暮らせど相手が来ません。1時間早くから待っていたことがありました。逆よりよかったかもしれませんが。
    次項有
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