今年の夏は昨年と違って天候が安定しているので夏山に登るべく楽で安全なコースを物色していましたが、高山植物や展望が良さそうな北アルプスの蝶ガ岳に行ってきました。 8/3 新大阪駅前を午前7時半に出発して6.5時間で上高地に直行するバスを利用しました。乗り換えのない便利な便です。 平湯あたりで土砂降りになりましたが上高地から徳沢の途中では幸い止みました。徳沢ロッジの予約時には従業員の部屋で良いかとの事でしたが、普通客部屋でも余裕がありました。 8/4 長塀山コースで蝶ガ岳ヒュッテに登山開始。最初の1.5時間位が木の根っこ道の勾配の強い登り。予定の30分ほど遅れて4.5時間で目的ヒュッテに着きました。 シンドイ登りを過ぎたところで小さな池に久しぶりの高山植物。 森林限界を過ぎたところで待望の穂高連峰の展望でしたが、昼頃なので稜線は雲。 8/5 昨日の日没には稜線の雲は消えましたが日の出頃にはまた薄い霧がかかりました。 初期の予定を変更して下山は大滝山荘を経由して徳沢に帰ることにして大滝山荘まで約1.2時間。 途中にはやや広いお花畑もあって高低差があるコースもルンルン気分でした。コバイケイソウの不作の年か葉っぱしか見れなかったのは残念。 陽が高くなるにつれて富士山も鮮明になりました。 到着した大滝山荘の張り紙を見ると徳沢には行けませんとの表示。尋ねると5年前から廃道になっているとの事。持参した地図は古かった!昨日見た徳沢の道標には大滝山への立派な標識があったのに。蝶ガ岳ヒュッテで確認をしておけば良かった。予定を安易に変えたらいけないな等と反省しきりで又1時間チョッとかけて戻りました。登りがきつかった。 蝶ガ岳に戻ると槍ガ岳の霧も消えて鮮明な山容を見ることができました。 穂高連峰も昔、一度縦走した山容を見る事ができて大滝山荘への無駄な時間をあきらめる事ができましたが、相棒の不満は収まらなかったみたい。 大滝山荘までの往復2.5時間のプラスのために、徳沢まで2時間で降りる予定が倍の4時間。しかもバテました。 昼過ぎの上高地は人が一杯。年間で最も人での多い時期ですね。来た時のバスが空いていたので帰りの確認をしたら予約が取れたので急遽、帰宅。これも相棒の不評を買うことになったようです。まあ、夏山に無事に行けたので善しとしますわ。