先月末の「みちのく三大桜」ツアーは今年4月中の低温のために桜前線の北上が遅れて蕾だけを見て来ました。初めての東北は好い印象だったけれども桜花の写真は撮りたかったので再挑戦しました。 もう桜も何回見れるか分からないし、「高遠の桜」みたいに又行こうと思っていても一向に実現しない。このGW後半に行けば桜は絶対に間違いない、と言うのが決行の言い訳です。 パックツアーは利便とコストに魅力がありますがタイミングと天候の保障がない。今回のようにチマチマとコースとスケジュールを検討する個人の旅行は面倒だけど充実感はありますね。 5/5 大阪伊丹空港から花巻空港へ。このGWの好天がまだもっていて途中に北アルプス連峰が見れました。中央下部が黒部湖、立山アルペンルートが上部に見えました。剣岳も写っている。 立山上空から 花巻から東北本線で北上駅に。ここから満開の北上展勝地へ。 北上展勝地 北上駅から北上線で横手へ、奥羽本線で大曲へ、田沢湖線で角館駅に乗り継いで16時に到着。 ここで「かたくり群生の郷」とかのポスターを見つけてきたので、列車で12分の寄り道。予想以上の広さで観光栗園にカタクリの花が咲いていました。 八津かたくり群生の郷 同上。白い花は珍しいとの事だったけれど滋賀マキノには沢山あったぞ。スケールは大違いだけど。 角館・武家屋敷のしだれ桜はややピーク過ぎでしたが隣の「桧木内川堤」は満開でした。この東北3県ともラッパスイセンがいたる所に咲いていました。あちらでは野草ですかね。 桧木内川堤 2Kmの桜のトンネルです 5/6 角館から秋田内陸縦貫鉄道で鷹巣へ2.5時間。そこからJRで弘前駅へ特急で1時間。弘前公園は前日まで40数万人/日の人出だったそうで、正に花見シーズンです。場所によっては7部散りの場所もありましたが種類も数も多いので、予想どうりの桜の名所でした。 弘前城址 弘前城址 ここがツアー募集の写真の場所でした。 弘前城址 近くに寄って見たら散り終わった花弁でした。満開のピークは2-3日前だった。 三大桜でのベストワンは意見が分かれて角館と弘前城址。大阪城より広くて桜の種類も多い後者の方が僕は好きだけど、満開時に訪れる事ができた三大桜はいずれも近畿周辺より印象が深い処でした。もう2日ほど前(5/3)に来たら最高だったのでしょうが予約は取れなかったでしょうね。 弘前駅前からバスで青森空港まで1時間。18時40分空港発-20時15分に伊丹空港に無事に到着。