10月18日(火)から8日間の日程でクロアチア・スロベニアに行ってきました。3年前に【コッチさん】が珍しくパックツアーされていたのが記憶にあって、今回の旅行先の選択の理由の一つにしましたが依然、人気のコースとの事。現地では邦人グループに多く会いました。10/18 関西空港9:40発のルフトハンザ航空でフランクフルト(12時間)を経由してオーストリアのグラーツ(1.4時間)へ。バスで国境を越えてスロベニアのブレッドのホテルに到着したのが22:30。時差が7時間あっても、自宅から約24時間の長旅はつらい。それでも名古屋からの別グループは飛行機の乗り継ぎトラブルのためにホテル着が早朝3時だったのに比べたら、我々は無事到着の方です。歳をとった所為か時差ボケは少なくなったみたい。10/19 スロベニアの「アルプスの瞳」ブレッド湖で手漕ぎボートに乗って中島へ。聖マリア教会では願いをかけながら鐘を鳴らす人が多く並んでいました。これだけ多いと私の希望なんかは多分聴いてもらえないだろうと思って並ぶのは止めました。 ブレッド湖 聖マリア教会 11世紀のブレッド城は下車観光だけ。今回のツアーはこの様に内部を見学しない場所が多かった。次のポストイナ鍾乳洞は勿論、入場観光。先ず洞窟とトンネル内をトロッコ様貨車で約2Kmを疾走する。狭い所が多くて頭をぶっつけた人が出ないのか心配するほど。下車後、約1.7Kmのコースをガイドを受けながら見学。ヨーロッパ最大との事でそのスケールには感激。昨年行った山口の秋芳洞は小さい。フラッシュ撮影は内部保護のため禁止のはずがいたる所でピカピカ。私のカメラはフラッシュを付けていないので数枚だけ撮影。類人魚とも云われるホライモリは予想よりも大きくて体長20cmぐらい。ひょろ長いヤモリです。ポストイナ鍾乳洞スロベニアの国境を越える時にパスポートのチェック。クロアチアのユーロ圏加入はまだ先の事みたい。ユーロ貨幣も使えると良いのにクロアチア・ク-ナだけなので不便です。オパティアへ移動。 10/20クルカ国立公園は後日のプリトヴィッツェ湖群国立公園と同様のカルスト自然公園なのでそれほど特徴はなかったけれど、スクラディンスキ・ブクの滝の風景を見るために約2時間の散歩でした。野生のシクラメンが群生して咲いていた。クルカ国立公園次のシベニクの街は中世の雰囲気のある世界遺産。聖ヤコブ大聖堂は外側だけを見学。シベニクその後ダルマチア海岸の美しい景色を見てトロギールへ行く予定が雨天のために石灰石の山だけが残る。 10/21世界遺産トロギールはイタリアの雰囲気と言われてもよく判らない。聖ロヴロ大聖堂など歴史的建造物が狭い島の中にひしめいていた。聖ロヴロ大聖堂20Km程で隣接するスプリットはディオクレティアヌス宮殿がそのまま旧市街になったという町。宮殿の巨大な地下が印象に残るけれど、覚えられない地名と建物は帰国したら直ぐに忘れてしまい、どれが何処だったか世界遺産も台なしです。スプリットドブロヴニクへは高速道路がなくて、しかもボスニア領ネウムの国境線を通過する不便さ。スプリットから200Kmを約6時間かかりました。ネウムだけでも高速道路でパスできないのかしら。 10/22ドブロヴニクのスルジ山をロープウエイで登ったけれど下る寸前まで雨。「アドリア海の真珠」の値打も半減でした。 スルジ山旧市街地の散策は観光客の多さにびっくり。大型クルーズ船2隻分でも相当数でしょう。宮殿、総督府、大聖堂、修道院や教会など古い街並みの値打が判る人には魅力でしょうが。城壁の歩道を滞在時間が少ないので30分間かけて半周だけ。天気も持ち直したので綺麗でした。 ドブロヴニク ドブロヴニク午後にはプリトヴィッツェに向けてこれまで来た長い道を逆走。天気の回復でアドリア海がきれい。コレニッツァで宿泊。アドリア海 10/24プリトヴィッツェ湖群国立公園は今回、全体コースの半分しか回らないので中国の九寨溝と正確な比較はできないけれど、最初に現れた大滝ヴェリキ・スラップは落差で迫力勝ち。それ以外は湖の数や広さ、周辺の山々の標高と氷河に削られた渓のスケールでは中国に分がありそう。。小雨の中で青空がない不利もあったようです。訪れる順を逆にしたらもっと良かったかも知れません。ヴェリキ・スラッププリトヴィッツェ湖リュブリャーナへの帰り途中に寄ったラスケト村はコンパクトな滝の村。おまけですね。ラスケト村おまけといえばリュブリャーナの中心街の夜の散策はバロック風のきれいな街でした。リュブリャーナ 10/25 ホテルを早朝5時に出発してグラーツからフランクフルト経由で帰国の途へ。ドブロヴニクまで細長いアドリア海岸線を往復したので、縦断だけにしたらもっと余裕ができたのでは。それにしてもクロアチアは石灰岩の国ですね。物価は安いと相棒は言ってましたが消費税は22%とのこと。特徴のある食事はなかったようですが旅行コストが関係していたのかな。初めての東欧は地名も発音し難く覚えられない。でも美男美女が多くて愛想が良かった。オンボロ乗用車が少なかった。