スペインの旅9日間のツア-に行ってきました。どちらかと云うと自然志向の旅行が好みなので、スペイン・ツアーの案内を見ると寺院や建物の旧跡ばかりなので出かけるのを迷っていました。でも多くの知人が良かったというので今回選びました。ともかく旅行すると毎日が新鮮なのでボケ防止には効果的でしょう。今回のコースはド-ハ乗り継ぎでバルセロナに着く飛行時間が20時間に近く、地図を見ても超遠距離です。でも、カタール航空便なので我慢できそうに思いましたが、総勢39名はこの時期にはちょっと多すぎではなかったかな。4/17 深夜23:06の便で関西空港を発ち12時間40分でドーハに到着。途中にドバイの人口島が眼下に見えましたがピンボケで記録写真にならず。ドーハで2時間半待って、バルセロナへ6時間55分の飛行です。これが長かった。4/18 日本との時差が7時間のバルセロナは早速、モンジュイックの丘から町の一望を。 サグラダ・ファミリア聖堂は午前中の方が写りがよいそうですが到着したのは17時ちょっと前でした。完成すると18本の鐘楼がまだ8本しか出来ていないけれども2026年が完成の目標とのこと。聖堂内部は2010年に完成していて、森をイメージした構造は新鮮でした。 バルセロナの街中は時々、クシャミが出ました。眼の痒みはないので風邪かなと思っていたらガイドさんの話ではプラタナスの花粉との事。折角、日本の花粉症を逃れてきたのに。でも杉やヒノキよりは症状が軽かったようです。4/19 バルセロナからバスで約1.5時間、紀元前218年イベリア半島で最初にローマ帝国の植民地になったタラゴナ町へ。ラス・ファレラス水道橋は上に幅1mほどの水路があって歩いて渡れました。 スペイン第3の都市バレンシアは世界遺産ラ・ロンハとカテドラルの観光でした。 観光後エルチェへ約200kmの移動。紀元前からの歴史の古い町だけど泊まっただけで記憶には残りませんでした。4/20 午前中はグラナダへ327Kmの移動。これまで良かった天候が悪くなり午後からは雨になったので、宮殿の噴水の水源となるシエラ・ネバタ山脈の雪山は見る事ができませんでした。アルハンブラ宮殿はイスラム芸術の最高傑作と云われるだけあって広くて緑の多い、感じの良いお城です。ナスル朝の宮殿、最も古い城塞のアルカサバ、カルロス5世宮殿と夏の離宮ヘネラリフェ庭園の大きく四つに分けられます。 名曲「アルハンブラの思い出」は夕暮れの情景での曲でしたね。昼間にゾロゾロ歩いては違う世界です。夜はフラメンコ・ショーがありました。タブラオと呼ばれる洞窟形式のライブハウスで歌と踊りとギターとで構成される。手拍子で手が痛くないのか気になりました。 旅の後半グラナダからゴルドバ、マドリッドは次回に。