今回は都合があって、「お一人様参加の場合は~」に該当する旅になりました。指示を聞き違えたり迷子になったりしたらと不安でしたが何とか無事に戻れました。でも出来ればペアーで行った方が何かと好いですね。新年明け直後の1/5の早朝に関西空港を発って、香港で6時間も待って乗り継ぎカトマンズに到着したのが22時。ネパールとの時差が3時間15分。カトマンズはトリブヴァン国際空港と云うのに荷物の受け取りレーンが3台のみで航空便の表示がない。大混雑していてトランクが出てきたのが到着してから2時間後でした。これがネパールだとの事。1/6 6:20に集合してトリブヴァン国内線からエベレスト遊覧飛行に。霧のために2時間待たされてから約40人乗りの双発機で出発しました。座席シートは全4列ありますが、窓際の一列だけを使用するのが良かった。飛行コースはヒマラヤ山脈に沿って東進し、エレベストあたりからUターンして西に飛ぶので、南側には雪山は見えません。高度は約6000mとのこと。途中で2回ほどコックピットから外の風景を見せてくれます。座席シートの窓ガラスは鮮明さがないのでこのコックピットでの写真を載せました。 窓からは山容を示したマップ資料を見ながら目視で山を確認するだけですが、ヒマラヤ山脈のスケールに感激しました。正に世界の屋根ですね。カトマンドゥから東へ12kmほどバクタブルは15-18世紀にかけての首都でもあった古都。ダルバール広場はカトマンズやパタンにもあるが旧王室や寺院に囲まれている。五層の屋根を持ち高さ30mのニャタポラ寺院はカトマンズ盆地にある寺院の中で最も高い。正面の石段両側には守護神の石像一対ずつ置かれている。ダッタトラヤ寺院は1427年の建立との事。 今夜の宿泊は展望デッキからヒマラヤの夕景や日の出が鑑賞できる標高2100mの丘にあるナガルコットのホテルへ細い山道を対抗車のためのクラックションを鳴らし続けて行ったけれども、曇り空のために何にも見えませんでした。湯タンポを準備してくれただけ。残念でした。1/7 細い山道を下ってカトマンズの空港から西へ、30分間の飛行でポカラへ。標高は約800mなのでカトマンズより暖かい。バナナの実が成っており、ブーゲンベリアが咲いて大きなポインセチアの真っ赤な葉が目立っていました。菜の花も咲いていました。アンナプルナ連峰を湖面に映して楽しむ予定のペワ湖でのボート遊覧は雲のために企画倒れでした。レストランにネパールの今月のカレンダーがありました。日付の数字が面白かった。 その後のサランコットの丘(1592m)のヒマラヤの展望台も霰が降るなどの天候不良で、その場に行っただけに終わりました。これで山の風景もこの後撮れなかったら不幸を嘆かなくてはなりませんでしたが、後半には好天に恵まれましたので後編もご覧いただければ幸いです。