人生を振り返ると誰でも転機になった出来事がある。わたしにとって1995年の阪神淡路大震災での情報ボランティア活動が、ターニングポイントそのものとなった。姫路青年会議所から日本青年会議所のメディアコミュニケーション委員会に出向しており、全国各地の仲間たちと共に被災地支援に奔走した。そのときの戦友たちとの友情は、現在も深まりこそすれ薄くなりはしない。
自分という人間の小ささを痛感したのもこの活動の中だったが、小さいながらに自分にもできることを見つけたのもこの活動だった。そして素晴らしい仲間たちとともに支え合いながら、頭では考えられないような大きな成果を気持ちをあわせて実現していった。まさに人生を変える経験をさせてもらった。
宇治青年会議所の同志たちとのご縁も、ここから始まりいまに続く。尊敬する友人たちとの再会は、ときには折れそうになる自分の気持ちを、がっちり受け止めてしっかり補強してくれる。まるであのときと同じように。かけがえのない戦友たちに、深く深く感謝をしながら、次の一歩を歩み出したい。
写真は、京都府南部唯一となった、宇治商店街にあるショットバー「寶酒店」のカウンター(笑)と、琉球料理ライブ店「WAOYA」です。