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2025年07月13日(日) 

 

>東京新聞   >参院選、排外主義ではなく共に生きるための一票に外国人への耐え難い責任転嫁 <世界をもやう 畠山澄子>   >3時間・   

> たくさんの外国人や外国ルーツの人たちと共に日々の暮らしがある。   

>「多文化共生」といってしまうと少し距離のあるもののように感じるかもしれないが、それは、すでにここにある。   

>私たちはすでにその中を生きている。   

>◆私たちも日本を出れば外国人   

> 私の職場にはさまざまなきっかけで日本に暮らすようになった外国出身の同僚がいる。   

>一人一人の顔を思い浮かべれば顔がほころんでしまうほどに苦楽を共にしてきた。   

>母は近くのコンビニにいる南アジア出身の店員さんが贔屓(ひいき)だ。   

>レジでモタモタしまった時に「大丈夫です、全然問題ありません」と言ってもらえたのがとても嬉しかったらしい。   

>定期的に通う飲食店にも外国人従業員がいる。   

>高齢者をとても大切にする文化だからか、店長さんは帰り際に必ず祖母に何かを持たせてくれる。   

> 私たちも日本を出れば外国人となる。   

>観光客となり、留学生となり、一時的に働く社会の一員となり、その国の永住権や国籍を取得する人たちもたくさんいる。   

>私もこれまでいくつもの国で暮らしてきたが、その国ならではの研究環境の恩恵を受けたり、奨学金をもらったりした。   

>その社会で必要とされる税金を納め、その代わりに社会福祉や医療、公共サービスを享受した。   

>はじめは文化やルールの違いに戸惑いながらも、間違った時には現地の人たちに教えられ、少しずつ溶け込んだ。   

>そしてそのような経験を通して得た言語力や知識、人脈をいかして、いま日本社会で仕事をしている。    

> だからこそ、今回の参議院選挙で排外主義煽動を競い合うような動きがあることが耐えがたい。   

 

そうですね。恩を仇で返すようなことはできませんね。   

 

>◆排外主義の煽動にNGOの緊急共同声明では…   

> 参政党は選挙運動の中で「日本人ファースト」などといったキャッチコピーを前面に押し出している。   

>これは特定の集団(この場合は“日本人以外の外国人”)を標的とする攻撃的な言説で、ヘイトスピーチだ。   

>同党はウェブ上で「大切なのは、誰かを排除することではなく、『まず、日本人が誇りと安心をもって暮らせる社会』を築くこと」だと説明するが、すでに多くの外国人や外国ルーツの人が暮らす日本社会において、日本人のみを優遇するこれは排除のメッセージに他ならない。   

> 参政党だけではない。   

>日本維新の会は「外国人比率の上昇抑制や受け入れ総量規制を含む人口戦略」を謳い、国民民主党は批判を受けて後に微修正したものの、当初の公約には「外国人に対する過度な優遇を見直す」と載せていた。   

>政府であるところの自民党も「違法外国人ゼロ」を掲げ「ルールを守る外国人を受け入れ、ルールを守らない外国人には厳格に対応」などと大っぴらに言う。   

> 先日、外国人や難民、民族的マイノリティーの人権問題に取り組むNGOがこのような選挙における排外主義の煽動に反対する緊急共同声明を出した(NGO「移住者と連帯する全国ネットワーク」サイト参照)。   

>この声明は、「外国人が優遇されている」というのは全く根拠のないデマであることや「違法外国人」という用語を使うこと自体が国際的に推奨されていないことを丁寧に説明しながら、本来人種差別撤廃条約やヘイトスピーチ解消法に則って様々なルーツの人々が共生する政策を行う義務のある政府や国会が偏見を煽る側に立つことを強く非難している。   

>◆不安の原因を指摘することは耳触りがいいが   

> 各党が「外国人が…」と威勢よく語るのは、行き過ぎた土地の投機的取引や経済格差、労働者の低賃金、人口減に少子化、税制や社会保障の話。   

>どこの社会にもある資本主義や富の再分配に関するまっとうな政治課題だ。   

>それを政治の問題とせずに外国人の問題へと根拠なく転嫁してしまうことこそが問題だ。   

 

そうですね。外国人を生贄のヤギにするのは良くないですね。お互いに ‘助けられたり、助けたり’ ですね。           

 

> 生活苦や不安の「原因」を指摘してくれる言葉は耳触りがいいのかもしれない。   

>しかし私の一票は、排外主義には使わない。   

 

そうですね。排外主義は鎖国政策に通じますね。我々は国際社会の一員に成れません。      

 

>すでに共に暮らす人たちと、これからも共に生きていくための一票にする。   

 

そうですね。お互いに良き隣人になることですね。   

 

>  ◇  ◇   

>〈世界と舫う 畠山澄子〉   

> 「舫(もや)う」とは船と船、船と陸地をつなぎとめること。   

>非政府組織(NGO)のピースボートで、被爆者と世界を回る通称「おりづるプロジェクト」や若者向け教育プログラム「地球大学」などに携わり、船に乗って人々がつながる手助けをしてきた畠山澄子さんが、活動を通じて深めた見聞をもとに、日々の思いをつづります。   

> 畠山澄子(はたけやま・すみこ) 埼玉県生まれ。   

>国際交流NGOピースボートの共同代表。   

>ペンシルベニア大学大学院博士課程修了(科学技術史)。   

>専門は核のグローバル史、科学技術と社会論。   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


閲覧数77 カテゴリアルバム コメント0 投稿日時2025/07/13 02:49
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