昨年の8/2に霧ケ峰・車山にニッコウキスゲの群落を見に行ったところ、写真で見た風景が全く無いので現地のガイドに尋ねたら3日前終わったとの事。 あの群落をどうしても見たく、尾瀬のニッコウキスゲだと地域で開花時期がずれているらしいので昨年の二の舞はないだろうと思い、ガイドブックでコースを調べました。結局、山小屋泊りのツアー参加にしました。楽ですもね。 問題は参加日を梅雨明け前後どちらかかと、ニッコウキスゲも当たり年があるそうなので今年はどうかという事。 30数年前にミズバショウ見物と至仏山に登って以来の遠い尾瀬でしたが、当時は夜行列車だったのが今回は飛行機の違いだけで、現地の雰囲気は意外と同じでした。 梅雨明けのつもりだった7/21は雨具の完全装備で沼山峠から入山、直ぐに大江川湿原で念願のキスゲの群落の中に。今年の花は多い方だそうです。 尾瀬沼は霧の中、見晴の山小屋はシーズン中でも一人一畳のスペースで快適でした。夜7時に寝たので朝4時頃から雨の止んだ周辺の写真を撮っていました。 6時半からの出発時は大粒の雨でどうなる事かと思いましたが幸い一時間後には止んで尾瀬ヶ原から鳩待峠へ。途中の中田代あたりでもニッコウキスゲの群落がまだ残っていました。燧ケ岳や至仏山も見れたので部分日食まで望んだのは厚かましかったか。 ガイドが教えてくれた高山植物は30個位でしたが右から左なので写真と図鑑で再整理です。帰宅してから脚の筋肉痛が殆んど無くて、体重も増えていたのは平坦なコースだったから。標高1400~1600Mの涼しい所です。でも夏の直射日光の下ではちょっときついかな。今度の尾瀬は草紅葉の秋ですね。 至仏山大江川湿原-1大江川湿原-2中田代