ネパールの旅-21/8 ポカラのホテルの屋上で雲の中からヒマラヤの山容をやっと見ることができました。 ポカラから南にバスで30分ぐらいのシャンザゲート村からラムコットの丘まで1時間30分のハイキングでした。我々がスタートする直前に民家の陰から大型の犬が飛び出してきて行程の同行をしてくれました。休憩中には座って待ってくれていた人懐っこいやつです。途中、雨になったりして未舗装で車が時折走り抜ける道で、お奨めできるハイキングコースではありませんでしたが好天だったら終点の丘の展望は良かったでしょうね(高度1200m位)。 昼食はあまり美味しくない「ヒマラヤそば」でその後はポカラ観光です。チベット人の居留地には僧院や絨毯の工房があって約2万名の避難民が暮らしているそうです。ポカラの街中にはカトマンズと同様に牛がのんびりと歩いていました。ビンドゥバシニ寺院はドゥルガー像が安置されている祠の正面では毎朝生贄としてヤギや鶏の首をはねる場所なので真っ赤。デヴィズ・フォールはスイス人トレッカーのデヴィッド氏が落ちて行方不明になったためと云う事ですが乾季のためか落差5mほどのペア湖からの小滝でした。 夕方、天気が回復してきたのでホテルの屋上で夕日の見物ができました。 1/9 きょうはポカラからカトマンズに戻る日。快晴なので屋上でヒマラヤの再撮影ができました。全景の写真です 左手、西側の隅にはやや小さくダウダギリ(8164m)世界第7位の高峰ですね。 左側アンナプルナ・サウスと右側Ⅰ峰(8091m) マチャプチャレ(6993m)は近いので高く見えます。マッターホルン似ですね。 アンナプルナⅣ(7525m)とⅡ(7937m)。右側は秘境と云われているラムジュン・ ヒマール(6986m未踏峰)です。 右隅(東側)にあるマナスルは1956年の日本山岳隊の遠征記録映画を昔見ました。 昼前に小さなポカラ空港からカトマンズに戻りました。アンナプルナ連峰とお別 れです。カトマンズはスモッグの中での観光でした(続)。