秋田の大曲花火大会を一度見物したいとの要請で5月に入って直ぐに予約を入れました。随分先の事だと思っていたら、アッと云う間に夏が来て直ぐ当日になりました。東北は2年前の桜の頃以来の2度目です。折角だから花火のついでに夏の奥入瀬や初めての平泉も、との希望を入れてもらい2泊3日のパック・ツア-です。大曲の花火大会(正確には競技大会との事)は例年8月の第4土曜日らしいです。8/25の11時過ぎに仙台空港に到着。昨年の大津波が空港を襲った名残が未だ点在していて枯野とよく実った田んぼがくっきりと分かれていました。バスで約5時間かけて会場へ。今年は約70万人の観客らしく、淀川花火と同じくらい。会場の広さも河川敷はほぼ同容量。駐車場からゾロゾロと約40分間歩いての到着でした。気温34℃で秋田も暑い。17時から夕暮れまでは昼花火競技会とかで着色された煙が出る花火だったけれど印象は薄かった。夕食の弁当がこの気温で食中毒しないか心配だったけれど無事に完食できました。18時50分から約3時間が夜花火競技大会。花火の事はよく分からないけれど割物2発と創造花火を28社の花火師が打ち上げて競うとの事。審査結果は翌日発表なのでどの方が栄誉を受けたのかは不明。素人目には28社の内、後半ほど良かったのではないかしら。圧巻だったのは競技の合間にあるスポンサー花火。仕掛け花火に分類されるようだけどお見事でした。今回は動画モードで撮影して綺麗な瞬間の場面を静止画で取り出してみました。スターマインでバリバリ打ち上げられるスポンサー花火の動画はYou Tubeでお見せできるのでしょうが、本来、花火は繰り返しのできる映像よりも一瞬で消えてしまう実物で愉しむものなのでしょうね。映像権もあるのかも知れませんね。 この日はテレビで3時間近くも実況をやっていましたので留守録しておきました。友人が中継でも楽しめたけれどラストの花火師と観客のライト交歓のフィナーレは現地ではもっと良かっただろうねと言っていましたが、運の悪い事に直ぐに会場を発ってしまったので経験することができませんでした。後でビデオで見て残念がること。大曲市内の大渋滞と八幡平のホテルまで延べ5時間かけて早朝の4時に到着。その朝、10時にホテルを出発して青森県へ。発荷峠を越えて十和田湖から奥入瀬渓谷へ。早春とこの真夏の奥入瀬に訪れて、本当は新緑か紅葉の時期が良いと云われても簡単に来られる処ではないので時期外れでも我慢をしましょう。都会暮らしには良い場所です。十和田湖も紅葉シーズンだよと云われますが、今回は八甲田も見える数少ない日だと慰められました。 十和田湖 奥入瀬ホテルには17時頃に戻って初めて聞く、安比温泉にゆっくり入って夕食。ステーキを美味しく焼いてくれたので調子に乗ってどこの牛ですかと尋ねたら、豪州ですとの返事。訊いてはいけなかった。××ツアーめ。8/27 標高650mのホテルなのでやや涼しく、霧の中を早朝散歩。周辺は安比高原スキー場で牧場などリゾ-ト地帯で広い。仙台空港に戻る途中に平泉に。世界遺産・中尊寺は大きなスギ林の中だけど暑い。初めて金色堂を見学したけれど観光客の多い事。相棒が30年前に来た時は閑散としていたそうな。世界遺産のおかげですかね。近くに弁慶のお墓もありました。 金色堂17:35に仙台空港を発って18:45に伊丹空港着。平泉以外にもう1か所ぐらい観光地に寄れる余裕が十分あったような。岩手山、早池峰山か栗駒山、駒ヶ岳でも良いのだけど。