滋賀県に50年近く住んでいたのに県内の紅葉にはあまり見物に行かなかったので日帰りツアーに参加してみました。
11/19の天気予報は二転三転して結局、曇りのち晴れの何とかもってくれました。この季節そう晴天になるのは望めませんが傘を差しての最悪には免れました。 最初の場所は鶏足寺。長浜市木之本町の里山にある、資料では全国的にも名の知れた紅葉の名所らしいのですが全く聞いたことはありませんでした。724年に創立の古いお寺で何度も廃寺状態に遭って、本堂に続く石段の参道が時代を感じさせます。紅葉のトンネルになる、200本のモミジがある所でしたが観光シーズンだけ賑わうそうです。
次の場所は岐阜県の大垣市、関が原から南東に数kmにある飛騨・美農紅葉33選定の多良峡。8年前に地元の方がモミジを植林して紅葉スポットにしたそうですがスギ林の中に点在する若いモミジの木があって将来の名所になる予定地ですね。
新旧の名所の後は永源寺。近江随一といわれる紅葉の名所でここは流石に私も知っていました。でも正月に一度来ただけなので紅葉を期待していましたが、今年は秋の季節が順調ではなくてベストシーズンには早かったのか遅かったのか良くわかりません。少なくとも最盛期ではなかったようです。でも流石に上記の二名所に比べると老舗というか格の違いが明確に判る紅葉の名所でした。モミジの葉が小振りなので後で調べたら永源寺はヤマモミジとの事でした。
今年は寒気が遅れているので紅葉にとっては多分不作の年でしょうね。ツアーなどでひと月以上前に予定していると当日の天気も含めて上手く行くのは難しい。一回で満足しようと思うのが間違いですか。
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