12/13から8日間の日程でエジプト・ツアーに行ってきました。出発前に友人に話したら彼の部下が新婚旅行中、現地でテロに遇って亡くなったそうです。あんまり乗り気がしないという連れ合いには話さないでおきました。ツアーとしてはベストシーズンらしく11月頃の服装で良いみたい。 関空から約14時間のカイロ直行便は長いですね。愉しみはどのコースを飛んでいるのか機内のディスプレーを見るだけ 北京通過でゴビ砂漠・サスピ海・黒海経由でした。 時差が7時間。日本発が1時間程遅れたのでカイロ空港でチェックなしでビザをとり、ルクソールに着いたのは現地時間で午前1時過ぎでした。 2日目の最初に見物したのがこのメムノンの巨像。 3600年前のものにしてはよく立っている。 ルクソール西岸のメイン観光は「王家の谷」。残念ながら撮影禁止でした。この後も主要な所はカメラ没収が多かった。 保存のためには仕方ありませんね。ツタンカーメンやラムセス6世のお墓をゾロゾロと見学。 ハトシェプスト女王葬祭殿は大きな岩山を背景にして3500年前とは考えられない整然とした建物。 この後ルクソール東岸に渡ってカルナック神殿ルクソール神殿 3日目のホルス神殿コムオンボ神殿と神殿の観光ずくし。現地ガイドは日本語の流暢な、ちょっと日本のマンガ家に似ている人。説明しているレリーフは世界最古のカレンダーとの事でした。 夕方にアスワンに移動し、ナイル川を帆かけ船で島のホテルへ。 4日目はアスワンハイダムを見学後、アブシンベル空港に。 上空から神殿を撮影できました。 この神殿内は撮影禁止で、壁画やレリーフはこれまでの神殿より最も綺麗だったので残念。アブシンベルからカイロまで飛行機で戻りましたが季節はずれの砂嵐とかで到着は1時間遅れ。カイロ市内は煙ってた。 5日目はいよいよギザのピラミッド見学です。 クフ王のピラミッドクフ王のピラミッドの内部見物は午前と午後のそれぞれに150名しか入れないそうです。内部の湿度調整のためとか。中腰の姿勢で傾斜の上り下りのために翌2日ほどは筋肉痛でした。スフインクスとピラミッドの撮影位置を捜す時間がなくて残念。それにしても4500年前とは凄い! ラクダに乗って10分間ほどの移動に10US$でした。初めて乗ったけれど乗りごごちは意外と良かった。 メンフィス神殿跡。何処に行ってもラメセス2世が出てくる感じ。 サッカラ、ダハシュールあたりからはサハラ砂漠に繋がっています。 6日目は列車でカイロ・アレキサンドリア間を片道3時間の往復です。国立博物館内は珍しく撮影OKだったので展示品を意味なく撮りましたが印象は少ない。 カイロの砂漠と違ってアレキサンドリアの地中海に面した海岸線はホっとしました。 7日目、観光の最終日です。エジプト考古学博物館を約2時間で回りました。 博物館を見学するのが趣味だけど、ここの量質とも圧倒されました。ツタンカーメンの黄金のマスクなど日本で見たのは何年前だったか。ミイラ室も迫力ありました。 最終日、夕方にカイロ空港を立ち11時間で関空に着きました。機内の夕食を食べた直後、強烈な下痢に襲われて二日後にようやく治まりました。実は連れ合いも一日先に同症状で苦しんでいました。現地の飲み水には留意していたのですが疲れが蓄積したのでしょうか。とんだお土産を貰いました。 現地の治安は注意レベルとのことでしたが、観光バスには終日、ガードマン(ポリス)2名が同乗していましたし、至る所に自動小銃を装備した兵士かポリスが目につきました。政府が観光客維持のために相当力を入れていると云っていました。 帰国して3日目の朝、川べりの散歩をしましたが、こちらは良いですね。印象は良かったけれど、再度誘われても遠慮します(^^)。