7/12イタリアのコルティナダンペッツオのホテルを出発して北の方向へ約1時間でオーストリアに入りました。山岳道路を走るとフランツ・ヨーゼフ・ヘーエ展望台に到着します。オーストリア最大のパステルツェ氷河と最高峰グロースグロッグナー(3797m)を眺望します。写真の教会尖塔の右側にある雪に覆われた山です。 展望台からケーブルで氷河の谷に降りて約5kmのハイキングコースを3.5時間かけて周り、駐車場まで戻りました。標高差が約500mの中級クラスのコースです。氷河はこの数年間で深さが20m以上も急激に減ったそうで温暖化の影響をもろに受けているそうです。 バスで山岳道路をさらに北上して音楽の都ザルツブルグのホテルに移動しました。途中の展望台からホーエ・タウエルン国立公園の3000mクラスの山々が眺められます。先日までのイタリアの針の山と異なってゆったりとした山容は日本に似ています。 7/13ザルツブルグから北に30分、76個の氷河湖があるザンクト・ギルゲンへ。ロープウエイでツヴァルファーホルン(1522m)展望ハイキングでしたが、生憎の小雨の天候でした。標高が低くて平坦なコースだったので幸いでした。道標しか撮れないと思ってましたが後で少し展望が良くなりました。 昼食後、1時間ほど東進して、世界遺産のハルシュタット湖畔へ。世界で一番美しい湖岸の町だと云われる風景をわずか10分間の渡し船で眺めます。青空がバックだったらもっと綺麗に撮れたかも。 ザルツブルグに戻って観光見物です。「塩の城」という意味の名をもつこの町は周辺の岩塩鉱から産出される塩の取引で繁栄してきたそうです。サウンド・オブ・ミュージックの「ドレミの歌」にあったミラベル庭園の階段に先ず寄りました。大聖堂はモーツァルトがここで洗礼を受け、オルガン奏者も務めたそうです。この町の出身者ヘルベルト・フォン・カラヤンの葬儀も執り行われたそうです。モーツァルトの生家が旧市街地の真ん中にありました。世界音楽祭が7/18から8/30まで開催されるとの事。 7/14からはインスブルックに移動します。