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2017年09月30日(土) 
涅槃図とは、釈迦の逝去を 聖と俗のあらゆるものが集って嘆き悲しむ場面の絵です。これまでも いろんな画家が描いていましたが 彼の作品は、そんな中での最高傑作と評価されているようです。
何故なのか、それは、登場人物に彼の生き様が投影されているから。

特徴① 生き生きとした天女たち
彼は、吉原で幇間(ほうかん・太鼓持ち)をしながら、美人画などを描いていたので 天女の表情などはやわらかく、生き生きとしていて 涅槃図をより魅力的なものにしています。

特徴② 動物の親子 
一蝶は、吉原で大名たちに莫大な金を遣わせた罪で島流しにもあっています。島流しの間に 結婚をし、子どもにも恵まれます。父としての幸せの絶頂期、大赦で江戸に戻った一蝶が表現したのは、家族の絆。涅槃図に登場する動物たちの親子には、悲しい場面であるのに どこか幸せな空気が漂っています。

特徴③ ふしぎな猫
彼の涅槃図には、一匹の不思議なジャコウネコが 視線をこちらに向けてすわっています。普通涅槃図には、猫は描かれません。ジャコウネコは、目にすると金運をもたらすという縁起物。人々の心を掴むために この猫を描いたのでしょうか・・。
 型の決まった仏画の中にも楽しさを忘れない、それが英一蝶です。
                (番組解説から UENO聴き取り・要約)

閲覧数1,678 カテゴリ日記 コメント1 投稿日時2017/09/30 11:40
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コメント(1)
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  • 2017/10/05 12:46
    一蝶という画家は田牧大和の作品(酔ひもせず 其角と一蝶)で俳人(其角)とコンビになっているモノを読んだことがあるくらいなのですが、絵画作品のイメージが無かったのと若いころの才気渙発と言った頃の姿なのでふーんと思っただけでした。作品それも仏画が見れて興味がぶり返しました。ありがとうございます。
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