「地震予知」は、難しいとして匙を投げた感じの国ではあるが、民間の真面目な研究者によって その研究が根気強く続けられている。それも 地震学とは畑違いの研究者がやっているというから どうなっているのと言いたくなる。 昨日のBS 6chの「諸説あり」は、いつもは歴史物が専門の番組だが、珍しく そうした民間の地震予知研究者を取り上げていた。 そもそも大きな地震が起こるときは、必ずその予兆現象があるはずというのが 3人の共通の立脚点。 メガ地震予測の村井さんも同じである。(この日は、登場せず。) ① 宇宙の変化(電離層の電子の数の異常)に目をつけたのが 京大の梅野健教授(情報処理が専門) ② 地下天気図(過去の地震を分析し、現在の地下の状態を可視化)を提案しているのが 東海大の長尾教授。 ③ 植物電位観測(椿)をしているのが、気象衛星ひまわりのシステム開発をした元エンジニアの斉藤さん ④ 地殻変動(ミリ単位で測量etc)に着目しているのが 土木工学専門の東大村井教授 それぞれの切り込み口は違うように見えるが、よく話を聞いていると これらの方々は、GPS(電子基準点)を利用して電離層の電子の量に着目している点が共通している。(←※あくまで私の理解) 素人考えだが、彼らの研究を統合したら、もっと 正確な地震予測がだせるのではと思ってしまう。 統括の役目は、もちろん国の仕事。 地震予知は、人命を救う最後の砦。予知は、無理だからと民間に丸投げせずにもっと 人と予算を注いでほしいものだと思った。 最近地震が多い。今朝も長野が震度5強。数日前には、大分でも震度5強。日にちは、忘れたが、日向灘で震度4。これらの地震は、私が見ただけでも ②の長尾さんがこの日の番組内で。④の村井さんが MEGA地震のページで予知情報を出していた。すごいな! 地道な研究の確かな成果が 出ていた。 ・地震の予兆現象・・発光現象 ・電離層の異常の調べ方 |