裸足でステージに現れた真由美さんは、いきなりアカペラで 「よいとまけの歌」を歌った。 ほとばしる歌のエネルギーに 圧倒される。もんぺ姿の母ちゃんたちの 工事現場で働く姿が浮かぶ。 真由美さんは、今 障害者労働支援施設の所長をしながらシンガーソングライターをやっている。 単身で子どもを育てながら いのちと平和を歌い続けている。 この彼女の軌跡が 映画「Resistance now」という映画になった。この映画は、アジアの人々の共感を得て本年度「アジア国際平和祭」(in 台湾)で 彼女は、新人女優賞を受賞した。 ステージ冒頭 彼女は、少し照れながら、「女優というけど 演技したんじゃないよ。 新人女優賞受賞に違和感があったけど 沖縄の人たちの日常を知ってもらうことに 意義があると思って・・」と言われた。 コンサートの中で この映画の一部が放映された。「辺野古」抗議の人々の輪の中で彼女は、歌で 座り込みのおじいおばあたちを励ましていた。 ”命どぅ宝”の 力強い歌声だった。 |