今は、大変な刀剣ブームで “刀剣女子”なる女の子たちも現れています。私もその中のひとりかな? 10月に入ってからは、TVでも刀剣番組を4本観ました。刀剣ブームの火付け役は、「刀剣乱舞」というon line gameです。私が刀剣に興味を持ったのは、その歴史からなのですが、若い女の子たちの入り口は、ゲームからと知り、納得です。登場キャラが 揃ってイケメンなのです。 パリ公演は、平安後期の源義経と弁慶の最期を描いた歴史ドラマ。擬人化した義経の短刀「今剣(いまつるぎ)」と弁慶の薙刀「岩融(いわとおし)」が、かつての持ち主と出会って、歴史を変えようとする敵と戦い、「刀」としての存在意義を問うという物語でした。 数日前、この「刀剣乱舞」の2.5次元ミュージカルの創作過程の密着ドキュメンタリー番組を観ました。このミュージカルは、3年前の初演の時から ヨーロッパでも大人気とのこと。観客は、ほぼ女の子。コスプレ姿の子たちも多かったです。 確かにキャラが、忠実に再現されており、若い俳優の迫真のパフォーマンスにも 好感が持てました。 うれしかったのは、演出家の「殺陣」や「能」への強いこだわりです。日本文化がこうした若い演出家の素晴しい感性を通して発信されるのは いいことだなと思いました。 |