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2017年02月24日(金) 
(2) お内裏様(ダイリサマ)と おひな様
  二人ならんで すまし顔
  お嫁にいらした ねえさまに
  よく似た官女(カンジョ)の 白い顔

子どもの頃、ひなまつりに お雛様を眺めながら この歌を よくうたいました。おかげで 一番上段のおふたりは、お内裏さまとお雛様と呼ぶのだと つい最近まで ずうっと思っていました。
 でも それは、間違い。お内裏さまとは、男雛と女雛のふたりのこと。 内裏びな=男雛ではないのです。
お雛様とは、仕丁、随臣、五人囃子、三人官女、お内裏様、全ての雛人形を指すそうです。

 こういう明らかな歌詞のミスを、なぜサトウ氏に訂正してもらわなかったのでしょう? 疑問です。

(3)ばんの歌詞もおかしい。
金のびょうぶに うつる灯(ひ)を
かすかにゆする 春の風
すこし白酒 めされたか
あかいお顔の 右大臣  ⇒赤いお顔をしているのは、左大臣です。

 明らかに右大臣と左大臣を間違えています。これも訂正されずに ずっと 歌い継がれています。

 ところで、お雛さまというと「仕舞うのが遅れると嫁にいけないよ」と母によく言われたことを思い出します。それは、どうも 子育てと家事に勤しむ(片付け上手な)女性であれと言う当時の女性観を投影しているとのことです。
 でも 多少の歌詞のミスがあったとしても、その女性観に首をかしげたとしても お雛様を眺めた子どもの頃のうれしさは、哀調を帯びたメロディと共に 今でも私の心に強く残っています。

閲覧数1,396 カテゴリ日記 コメント2 投稿日時2017/02/24 22:22
公開範囲外部公開
コメント(2)
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  • 2017/02/24 22:42
    イアンさん
    スカーレットさんは、¨一寸コワイナ〜、キツイナ〜¨と読み進みましたが、最後の2行で救われた思いです。
    今後とも優しくお付き合い下さいね。
    次項有
  • 2017/02/24 23:22
    サトウハチローは、ミスに気づいていたそうです。(息子の弁)だからか この歌は、あまり好きでなかったとか。

    調べていると いろいろなことがわかって面白いです。
    次項有
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