「どうして京都 なるほど京都」(KBS特別番組)を観ていると 美意識は、和洋で違いがあり、西洋では、縦横の比率が、黄金比(1対1.1614・・)を好み、日本人は、白銀比(1対1.1414・・)を好む傾向があるとのこと。「黄金比と白銀比」って何? ピンとこないので少し 調べてみると 要するに 西洋人が縦長のシャープさに美を感じ、日本人は、正方形に近い 縦横の差が小さいものに美を感じるとのこと。 名刺やクレジットカード、洋書のペーパーバック等は、黄金比。 日本の文庫本、コピー用紙(A判B判)は、白銀比。 西洋では、「黄金比」が美しい比率とされ ミロのビーナス、パルテノン宮殿、モナリザの顔等、昔から様々な建築や芸術に取り入れられてきたようです。 白銀比は、どちらかというと “ずんぐりむっくり“。日本のアニメのキャラクターの多くは、この白銀比で作られているとのこと。ドラえもんやキティちゃん、アンパンマン くまモン等 そして日本の古代の建築物もこの白銀比がおおいです。 思考の違いは、教育や宗教・思想などに影響を受けているのかなとも思いますが、感性の違いは、一体どこから? 白銀比には、黄金比にない かわいらしさや親しみやすさを感じるのですが・・。 狩猟民族で体の大きい西洋人、農耕民族で小柄な日本人。 体格の違いや生活習慣・居住空間の違いなどにも一因があるのかな などと考えたりしましたが、これといったルーツは、見つけることができませんでした。 この問題は、日本の「かわいい文化」とも深い関わりがありそうで興味がわきました。 |