11/23は、神戸の兵庫県立美術館に行ってきました。ロシア帝国の女帝エカテリーナ二世のコレクション ルネサンス、バロック、ロココのオールドマスター達の作品展です。 私がロシアに行ったとき、エルミタージュ美術館には行ったのですが、あまりのたくさんの作品で 館内を観て回るだけでも大変でした。(1万7000点ほど)今回は、そのうちの85点が国別(仏・英・伊・独・和蘭・Spain)に展示されていました。 入ってすぐ、エカテリーナのすごく大きい肖像画が、掛けられていました。「これらの作品は、私が 集めたのよ!」と言いたいのかな? 珍しくこの作品だけは、写真撮影O.Kでした。帝政ロシアは、文化面でも 遅れていたので 取り急ぎ 収集したって感じでしょうか。エカテリーナは、貫禄があって 肝っ玉かあさんみたいでした。 18世紀以前のあまりメジャーじゃない(?)作品が多かったです。バックが暗い肖像画や宗教画が多く、こういう作品を見慣れていた画家たちが 「浮世絵」を観たとき どれほどのインパクトが あったろうと想像します。印象派が生まれた理由がわかるような気がしました。 でも 最近 日本画ばかり観ていたので ある意味新鮮でした。ユベール・ロベール(仏)の絵の奥行きに時の流れを感じ、印象深かったです。 |