2年前に宝島社の広告の希林さんの絵とキャッチコピーを初めて見たとき、ミレー(John Everett Millais)の絵(19c英の画家)のパロディであることなど 何も知りませんでした。 ただ、その時、全身癌を公表していた希林さんの“現状“と 重なり、衝撃を受けたことを覚えています。 希林さんの写真のお顔は、その言葉通り、“死んでいくのも日常”と 死を笑顔で受け入れています。 このような”生々しい”仕事を引き受ける希林さんって 凄い人だなあと思いました。 ひどい身体状況の中でも 晩年に多くの映画作品に出演したのは、自分の生を全うし、思い残すことなく この世に別れを告げたいとの 思いからだったのでしょうか・・。 死後一週間、いまだに続く追悼番組をみるたびに 彼女の生き様が人々に与えた影響力の大きさを思います。 |