長い時間 飛行機の爆音が鳴り響いているけど 何かあったのかなあ・・?と 空を見に行くと 六地蔵方面で飛行機が数機 旋回していた。 そして テレビをつけて びっくり! 京都アニメの社屋が 黒い噴煙をあげて 激しく燃えていた! 次々と画面に映し出される死者や負傷者の数! 41歳男の独りよがりの恨み(?)による放火だという。消火活動は、遅々として進まず 完全鎮火は、夕方になった。 すごい衝撃を受けた! 有り得ない! 私は、「響け、ユーフォニアム」から 京アニファンになり、毎年、「響け」の音楽会に出かけるし、原作者のファンでもある。宇治市を舞台にしたこの作品は、 宇治市民として どこか誇らしくもある。 京アニ作品の評価は、すごく高い。私は 「響け」以外は、観てないし、専門的なことも わからないけれど 京アニ作品の批評を読む限り, 「圧倒的な映像美と表現力で 世界の人々を感動させてきた」などとの高評価を獲得。「ビジュアル・スタイルが独特で、仕上げのレベルも高いことから、京都アニメの作品はすぐに見分けがつく」などといううれしい記事も見つけた。(アメリカの専門家評) ああ、それなのに 今回これだけたくさんの才能を一瞬にして失って、今後の日本アニメ界は、どうなるのだろう・・。芸術面での損失は、大きいと思う。 私が京アニを気に入っているもう一つの理由は、次の記事に書かれている。 「同社は業界標準を破り、アニメーターの給与を出来高ではなく月給制で支払うことでも知られていた。日本のアニメーション業界では、報酬は枚数単価による場合が多く、アニメーターにきわめて大きな負担をかけていると言われている。」 それに 京アニでは、時間制勤務が守られているし、保育室まであるという。 京アニの初代社長は、虫プロ出身者らしい。虫プロは、アニメーターの低賃金長時間労働を常識化させた会社との悪評がある。初代社長は、福利厚生を充実させて、そうした負の部分を改革しようとしたのだろう。 だからこそ 京アニは、アニメーターたちに人気があり、たくさんの優秀なアニメーターが全国から集まっていたという。 でも たったひとつの救いは、すごいスピードで世界中の 支援の輪がひろがっていること。クラウドファンデイングが始まり、2時間で10万ドル(約1080万円)が集まり、18日午後7時(日本時間)までに20万ドル以上に達したという。(米・アニメ配給会社による) 日本でも 募金活動が始まっている。私のできることは 小さいけれど 協力できることは、していきたいと思う。この動きは、京アニにとって、すごい 励みになると思う。 がんばれ!京アニ! 京アニの復活を心から願っている。 亡くなられた方々のご冥福を心からお祈り申し上げます。 お怪我をなさった方々の 一日も早いご快復を願っております。 |