イアンさん
意識的に知ってもらえるよう取り組んでいます。そのことが 自分の喜び(趣味)にもなりました。いまや、自他ともに認める 実力不足の歴女です。
外国の方に宇治について学んでいただき、母国語で宇治の魅力を発信していただくプラットホーム会議に日本語教室の学習者さんと共に参加しました。 ゆめりあうじでのオリエンテーションのあと、2グループに分れて 散策開始。宇治のまちなみや歴史について 各スポットで 文教大の学生さんの説明を聞きました。この日は、春の陽気で 多少暑くはありましたが、気分爽快リラックス気分。 文教大の学生さんの熱心な説明に 参加者は、皆集中して耳を傾けていました。私もいくつか初めて知ったことがあり、「本当に宇治市民?」と笑われてしまいました。特に 何回もその下を通っているはずなのに JR宇治駅前のからくり時計(茶摘み人形)に気づかなかったなんてお恥ずかしい限りです。 「通圓では、初めて店の歴史についての話を聞き、若主人が入れてくれた美味しいお茶をいただきました。台湾の学生さんは、「日本茶は、苦いと思っていたが、こんなに美味しいとは・・」と感想を話していました。 街並み散策のあとは、「対鳳庵」にて茶席体験。和菓子を先にいただくことや 正面を避けて茶椀を手で回すことなどに 興味をもったようです。 最後は、観光センターにて意見交換会。カラーの紙に 良かったことや 意見などを書いての発表会でした。研究授業のあとの事後研を思い出しました。フィリピンの参加者は、「110番の家」の取組を例に出し、日本は、本当に安全な国だと心を込めて話していました。 このあと、源氏物語ミュージアムのチケットをもらったので そちらへ。 展示を通して 平安貴族の生活についての雰囲気は、伝わったのではと思いました。 平安時代の話をするときに 私は、必ず 「御所車は、どんな動物がひくと思いますか?」と訊きます。 今回の参加者も会場の実物を目の前にしても 私の期待(?)通り「馬・ろば・ラクダ」との答え。それらの動物が 引っ張っているところを想像するとなぜか楽しくなる私です。 |