1,922万kW/2,046万kW (10/07 11:15)
93%
■バックナンバー
■RSSフィード
RSS 1.0 RSS 2.0 Atom 1.0
■このブログのURL
https://www.sns.ochatt.jp/blog/blog.php?key=1196406
2017年07月17日(月) 
朝10時に行ったのだけど すでに すごい人! ここ数年で一番多い気がしました。私の目的は、「長刀鉾の粽」です。長蛇の列に並び、やっと買うことができました。

毎年、宵山には、行っているのに 長刀鉾の町会所だけは、行ってなかったのです。それは、鉾に上れないから。 今の世にあって、女人禁制だそうな。留学生への説明に困ります。なんとかしてほしい!

でも 今年は、粽を買ったので 取りあえず 懸装品見学のため、町会所2階へ。まず目を奪われたのは、昨年新調された伊藤若冲の「旭日鳳凰図」の見送り。見事な刺繍でした。その隣に友禅染の白孔雀の胴掛。真っ白な孔雀が伸びやかに羽を広げています。壁には歴代の稚児の写真もずらり!

鉾の中には入れないので、必死で首を伸ばして 真木などの写真を撮りました。でも 限界あり。
家に帰って ネットで長刀鉾の懸装品の写真をさがしていたら、鉾立の順に撮られた いい写真を見つけました。(「花景色―K.W.C photoBlog)で検索してください。すばらしい写真です。残念ながら、ブロックされていてコピーできず。)

さすが、もっとも 創建が古く(1441年)くじとらずで 山鉾巡行の先頭を務める鉾だけあって、そのひとつひとつが 銘品揃い。大長刀で疾病悪霊を祓い 武人の姿の天王像が鉾を率いる。鉾の中で 唯一 鯱を持ち、天井画としての星座や麒麟や四神が描かれた水引には、京の町の悪霊封じと、平和への願いが込められています。

「世界中で探していた幻のタペストリーが長刀鉾にある!」とメトロポリタン美術館の専門家を驚かせたチベットのタペストリーが、そのくすんだ色調のためか 他の懸装品の中で目立たず さりげなく 掛けられています。

嗚呼、長刀鉾は、やっぱりすごい!ネット写真をじっくり見ながら、その素晴らしさに 改めて心打たれた私でした。来年は、長刀鉾の鉾建てをぜひ見に行きたいと思っています。

閲覧数2,198 カテゴリ日記 コメント4 投稿日時2017/07/17 00:26
公開範囲外部公開
コメント(4)
時系列表示返信表示日付順
  • 2017/07/17 14:27
    祇園祭は動く美術館といわれますね、私はさっき茶の間の涼しいところで見ました。
    次項有
  • 2017/07/17 19:57
    私も 今回 巡行は、TVで観ました。TVは、解説が入るので 別の楽しみがありますね!
    でも 近藤正臣が ちょっと はしゃぎすぎでしたね!
    次項有
  • 2017/07/22 10:13
    bigtreeさん
    好奇心が旺盛で活動的ですね。私もTVを少し見ました。女人禁制は期間中、大峰山と相撲の土俵とこの薙刀鉾が今でも有るそうです。
    次項有
  • 2017/07/22 16:34
    bigtreeさん コメントありがとうございます!女人禁制は、とても 恥ずかしい伝統だと思っています。TVで 会長さんが「決まっていることだから 守っている」とわけのわからない説明をしていました。でも 内部からも 少しずつ 変わろうとしているようですね。 期待しているのですが・・。
    次項有
  • 次項有コメントを送信
    閉じる
    名前 E-Mail
    URL:
■プロフィール
スカーレットさん
[一言]
UIFCの会員です。よろしく!
■この日はどんな日
■最近のファイル
■最近のコメント
■最近の書き込み