今日 楽しみにしていた”布の彫刻家“与勇輝展に行って来ました。凄い行列でした。観客のほとんどは、シニア世代。少しずつしか 前に進まないので 彼らのコメントが すべて耳に飛び込んできます。 「あの子 綿入れ着てるわ!昔よく着たなあ」「肩につぎあてしてるな。膝にも。小さい破れまで作ってあるわ」「よくも こんなに小さな柄の着物を持っていたな・・。」「 うわっ!糸と針まで。細かい仕事したはるわ! でもちょっと あの糸切りばさみ。大きすぎひんか。」「ひとりずつ みんな 表情が違うね。」「あの子 やんちゃそうな子や!」 行列の進みが遅い分、じっくりと人形と向き合うことができました。私もまわりの人のコメントに「そうだったよね!」と 何度も心で相槌をうちながら 昭和の時代を懐かしく思い出していました。 |