お正月には 【歳神さま】を お迎えするって いわれているけど 歳神さまって何? お正月のことをいろいろ調べていて「歳」には、“穀類の実り”という意味があることを 初めて知りました。 いにしえの人々は この稲の実りを司る神は、稲の収穫が終わると 山に帰り エネルギーを蓄えます。そして 大晦日の夜を越えると 新しい生命のエネルギーと共に山から里に下りてくると考えたようです。 つまり、正月は、歳神様が私たちに、新しい生命力をもたらしてくれるのです。そのおかげで もう1年生き延びることができます。「あけましておめでとう」の挨拶も 新しい生命力を得たことの喜びと感謝の意味を持つ言葉だったのですね。 この歳になって 初めて お正月の意味=歳神さまのことを知って ちょっぴり感動してしまいました。 そうすると これほどまでに 言葉の「音」や 「語呂合わせ」を 総動員して 縁起を担ぐ お正月の様々な風俗習慣の意味も ストンと胸に落ちました。 ああ、しかし、歳神様は、きれいなところしか 来てくれないらしい。我が家の年末"小掃除” くらいで 歳神様は、来てくれるかしら・・?? |