桜井社長が 倒産寸前の家業を継いだのは34歳のとき、今や生産高は、国内地酒メーカーの中で ぶっちぎりの一位、世界25か国にも 販路を広げている。何故なのか 興味深く 番組を観た。 まずの挑戦は、美味しい大吟醸酒づくり。YK35に学び、酒米、麹菌を山田錦、熊本酵母に変更。さらに日本一を目指し、精米歩合を23%に。温度や湿度の精密コントロールのため 高価な空調設備を買い入れ、微生物(麹菌・酵母菌)を最高の状態で働かせる。苦節10年。ついに納得のいく味に到達。 ここからの社長の行動力が凄い!ニューヨークに飛び、下手な英語を駆使して 試飲会を続け、5年後には、獺祭を置く店が100軒を超える。酒蔵の売り上げは、9億円に。 運も味方に。たまたま同じホテルに宿泊していたフランス料理の巨匠ジョエル・ロブションに試飲してもらう。気にいったロブションは、自分の店に獺祭を置き、フランス料理に合うと世界に発信。瞬く間に25か国に販路拡大。 その評判が日本にも伝わり、逆輸入の形で日本でも注文が殺到。去年の売り上げは、135億円にまで跳ね上がった。 この躍進は、桜井社長の酒にかける情熱 そして斬新なアイデアと工夫。勇気あるパイオニア精神に裏打ちされている。うれしいことに獺祭の躍進は、他の日本酒メーカーの販路拡大にも つながった。 日本酒が世界に拡がっていくのは 本当にうれしい♡ 桜井社長に続いて世界へ踏み出してほしい。日本には、素晴らしい地酒がまだまだたくさんある。 ※2枚目写真・・ニューヨークにて 試飲会の様子 |