22日、南座に超歌舞伎を観にいきました。 最初は、観賞の仕方という時間があり、「大向う」(見得の時に屋号を叫ぶ)を自由にかけていいことや、ペンライトの使い方の説明があり、そして 盛り上げ方の実践練習までありました。 初めて超歌舞伎を観る人々のために 安心して観劇できるような配慮だったと思います。獅童さんたちは、ミクとの共演を通して 新しい歌舞伎の在り方を模索し、客と共に創る“参加型”の舞台を目指しているのだなと思いました。 その試みは、成功し、おとなしいといわれる京都の客(ほとんどシニアの客)が 興奮して ペンライトを振り、大声で叫ぶさまは、観ていて楽しかったです。ペンライトを持つだけで 一体感が持てるのですから 不思議です。 桜吹雪が舞い、初音ミクと並んだ獅童が「宙吊り」で登場したときは、会場のボルテージは最高潮でした |