主食は、どんぐりなどの木の実。水につけて 灰汁と虫出しをしてから乾かし、皮をとって 石の上で砕いて粉にし、 水や肉も加え、ハンバーグにして焼いて食べていたようです。同じ方法で 蜂蜜などを入れ、クッキーなどのお菓子も作っていたとのこと。「石焼」の方法を見つけたときは 食生活が豊かに広がったでしょうね! おかずは、縄文土器を使って、海のもの 山のもの をたっぷり入れたナベ。それぞれの食材から出る出汁のやさしい味で おいしくいただいていた様子。縄文時代は、まだ狩猟採集が中心でしたから、常にあれこれの食材を探し、色んなものを食べていたとのこと。結果グルメになったのですね! 弥生時代は、米作りが広がり、米に頼る生活でした。米作りは天候に左右され、不作の時もあるので 縄文時代の方が食生活は、豊かだったのかもしれません。 縄文時代は、「はじめ人間ギャートルズ」(園山俊二)のイメージが強かったですが、なかなかどうして 豊かな時代だったようです。 |