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2009年09月20日(日) 
 昨日、乗鞍は畳平バスターミナルで熊が出没して怪我人が何人か出て、最後に射殺されたとか。可哀想に。けが人も熊も共に不幸ですね。いい防御策はないものか。

2004年春に尾瀬で熊に会ったときのことをおもいだしました。

社内ネットにある「フリートーク」(仕事に関係ないおしゃべり用掲示板)に書いたものを転載します。

写真①は熊に遭う前に撮った至仏岳方面、写真②は熊に遭った後に撮った燧岳方面です。

 ①     ② 


   …………………

 5月26日、私と家内は熊に遭遇しました。尾瀬は竜宮小屋前の沼尻川の橋付近で、朝5時少し前の事です。

 朝霧の中の燧岳を撮ろうと橋の待避場所(対向者が橋を通過するのを待つ場所、川面から3m位の高さあり)で三脚 にカメラを取り付けようとしていた時、横にいた家内が「あれー熊」と云って橋に走り出した。

 振り返ると川辺の林の中の私から数メートル程の所を熊が下流の方(東電小屋方面)に逃げていく所でした。すぐに見えなくなりました。

 月輪は確認認できませんでしたが月輪熊と思います。高さは私の胸くらいでしょうか。体重は100キロもはなかったと推測します。

 我々が熊より高い所にいてかつ薄暗くてよく見えなかったので何か大きい生き物が叫んだと思って驚いて逃げたのでしょう。家内がキャーと言ったので熊が逃げ出したと皆にメールを打ちましたが、家内は恐怖感はなかったのでキャーとは言わなかった筈とのこと。

 熊がすぐには来られない所にいた安心感があったのでしょう。写真を撮ろうかとも思ったが、そのために襲われて怪我をしても笑いものになると思って私に声を掛けて逃げたとのこと。熊はフガフガ言いながら木道の方に歩いてきたが、家内が声を上げたので、走って引き返したとの事でした。

2年前の10月に羅臼湖トレッキングした時、家内は熊よけの鈴をぶらさげていましたので、熊の写真が撮れないと夫婦喧嘩になりましたが、尾瀬で熊に遭うとは思っても居ませんでした。小屋で朝食の後、家内は鈴を買いました。

28日に尾瀬で熊に襲われた二人程が怪我をしたと新聞に出ていました。多分同じ熊なのでしょう。出会い頭に出くわしたりしたのでしょうか。

それとも私達にあってこそこそ逃げ出したことを恥じた熊は、今度人間にあったら逃げずに攻撃してやろうと決心していたのかも知れません。尾瀬が原では出会い頭となるような場所はあまり有りそうにもありませんから。

閲覧数1,827 カテゴリ日記 コメント6 投稿日時2009/09/20 10:39
公開範囲外部公開
コメント(6)
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  • 2009/09/21 10:44
    ニュースを見ておどろきました。
    人が一杯いるところだし、クルマも多いの所ですから~。
    今はマイカー禁止になっていて、昔ほど混雑がないので熊も駐車場でパニックになったんでしょうか~。
    人間がどんどん自然の中に入っていくので、住み分けが難しいですね。

    尾瀬の写真、きれいですね。
    行きたかったけれどまだ行けてないところです。

    羅臼湖近辺はヒグマのエリアですから、一番危ないでしょう?
    いつ訪れても知床は熊のものだと感じる風景でした。

    コッチさんは色々お出かけになってるので、日本で行ってない所ありますか?
    次項有
  • 2009/09/21 11:32
    鉛筆コッチさん
    よっちゃんさん

    餌があるとは思えない、ハイマツしかない所に熊がいるとは私も思ってもいませんでした。人間が残していったゴミを漁るのでしょうね。

    羅臼湖は本当は自然の中の熊を見たかったのですが、ダメでした。

    知床五湖には二度程行っていますが、一度は熊が徘徊中とかで第一湖と第二湖にしか入れませんでした。羅臼湖の方は管理されていないので自己責任です。

    「かもしか」や鹿はよく見るのですが、熊は尾瀬が一度だけです。一度イエローストーンでグリズリーにも会いたい(遠くからか、車の中から)と思ってはいるのですが。

    私が行っていない所?
    行き尽くせる筈がないですよ。県だって足を踏み入れたことのないのが4県あります。

    暇になれば順次行きたいのですが、国外も行きたい所があるので、なかなか…。
    次項有
  • 2009/09/22 00:06
    コッチさん、こんばんは

    あの美しい尾瀬で熊に遭遇されたとは?
    おどろきです('_')('o')

    奥さま、冷静に熊を観察されていますね!
    「おお、こわぁ~~~」

    知床、私は3回行きました。(一度は船から)
    ここでは、毎回熊に関する注意を受けますね!

    “鈴”は必需品です!!

    この時期は、紅葉の中を歩いた大雪山を思い出します。

    国内、国外、どちらも旅はいいですね~
    次項有
  • 2009/09/22 15:18
    鉛筆コッチさん
    ドルちゃんさん,今日は!

    熊は大体は美しい所に居るようにも思えますが…。

    しかし、尾瀬では想定外でした。

     羅臼湖では至近距離で噴霧させる「からしスプレー」の準備を忘れたので、家内は鈴をつけていました。しかし、同じ時間帯に30~40人ほどのトレッカーに合いましたので、必要は有りませんでした。

    知床五湖の方は大きな駐車場があり、観光バスも沢山来るし、人がゾロゾロ歩いていますので、本来なら熊は近づかないと思われますが万が一のために入山禁止するのでしょうね。

    大雪山では今年は9月9日に黒岳で初雪が降ったそうです。今月の末ころには紅葉と白い山と、美しい大雪山が見られるでしょうね。

    このシルバーウイーには札幌の孫達が来ていて、今日帰りました。したがって、月末もしくは来月初めに北海道に出かけるのは何となく勿体なく、年が明けてからになりそうです。

    雪のみの北海道になりそうです。
    次項有
  • 2009/09/24 07:33
    MIYUさん
     コッチさん

     クマと人間がお互いのテリトリーを守って共存するっていうのが理想的なんでしょうね。

     新穂高温泉には「クマ牧場」があって熊がいろいろな芸を披露するそうですが紙おむつを穿いて三輪車に乗る熊なんぞ絶対見たくありません。

     食いつめて人のゴミをあさる熊も見たくありません。


     本来は熊も人にその姿を見せないで暮らしていきたいでしょう。


     知り合いの山男の熊話(ホントかどうかは知りません)


     熊に会ったらストックでもピッケルでも高く上にあげる。
    動物は「サイズ」で勝ち目があるかどうか判断するから背を高く見せるといいんだ。

     熊に腕をかまれたら引き抜こうとせず奥へぐっと突っ込むんだ。げえっとなって吐き出してせき込むからそのすきに逃げる。熊も戦意喪失。

     まだウンチにしか遭遇していません。

     

     
    次項有
  • 2009/09/24 22:54
    鉛筆コッチさん
    MIYUさん

    末っ子の義父は、秋になるとキャンピングカーで知床に出掛けて鮭釣り三昧の生活ですが、やはり鮭を穫りに来るヒグマによく会うそうです。

    近寄らなければ、気にしないで獲物に夢中だそうで、人間も同様。知床の川では棲み分けはできているようです。

    ウンチねえ。教わったことがないので、どれが熊のウンチだか私には判りません。


    熊との接点はその肉にもあります。

    前に奥鬼怒温泉で泊まった時(鬼怒沼に登る時)に夜のサイドメニューに鹿肉と熊肉がありました。鹿肉は前にニュージーランドでベニソンとして食ったことがあるので、熊肉を食べたと思います。味は…憶えていません。実家で食べられた猪肉の方が旨いでしょうね。
    次項有
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