30年以上昔の思い出です。(齢を重ねると昔話が増えますね) 家族連れで北八ヶ岳に行きました。大河原峠から双子山、双子池、横岳、坪庭、ピラタスロープウエーへの行程です。横岳の頂上で2480米との標識を見て、上の坊主が、オレこんな高いとこに登ったのは初めてや…と云った所、末っ子が、僕はもっと高い御岳に行ったもーん…と、誇らしげでした。(御岳は3067米) 双子山付近にて(多分) その3年前に一家で御岳に行く予定を立てたのですが、上の坊主が風邪をひいたので、彼と家内は留守番となり、娘、末っ子(当時4歳)との三人で行くことになりました。 飛騨側から登り、木曽側に降りました。初日は濁河温泉に泊まり、翌日は頂上小屋泊の予定でしたが飛騨側頂上の五の池小屋で昼食を食った後に雨が降り出し、やがて土砂降りとなって、末っ子が歩くのを嫌がって泣き出したので予定変更してそこに泊まり、翌朝に頂上を制覇。頂上には飲料の自動販売機が設置されており、平素はジュースなど飲ませて貰えない彼に御岳征服記念だとジュースを買ってやりました。当日、阪急の最終電車(当時は池田市在住)で家に帰り着いた末っ子は家内の顔を見た第一声は僕ジュース飲んだよ…。 ジュースを飲んだことによって彼には印象深い御岳登山となったのでしょう。 飛騨側頂上での日の出 御岳頂上 その後の二人を見ていると末っ子は強気で、何事も自分で進路を決めて進みますが、長男はやや弱気でどうしょうかな…が多いです。時々下が上に説教しています。横岳の会話が影響したのかしら、やはり御岳には一緒に行った方がよかったのかしら…と私は時々考え込んでいます。