文化博物館に行きました。明治宮廷を彩る技と美と副題がついた今回の展覧会、幕末から政治の混乱になった京都から始まります。大政奉還後明治天皇が東京に移転し近代国家建設が始まります。明治10年代の鹿鳴館時代を経て明治21年には明治宮殿が建造されます。ここには145畳の大広間があり、天井には花の作品が40数枚貼られていたとか。ここでは下絵として5点ほど展示されていましたが私は時計草が印象に残りました。内部には外国の貴賓をもてなすため優れた美術工芸を取り入れます。京都の職人も多数呼ばれたそうです。又、引出物やちょっとした「おため」にするボンボニエールという小物の数々も見ていて楽しいでした。明治宮殿は昭和16年戦災により消滅しますが、平成もあとわずかになった今、静かに明治を想うのもいいと思います。11月25日までです。昨日の歩数4898歩
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