書き込み数は4件です。 | ◀▶ |
文化博物館に行きました。明治宮廷を彩る技と美と副題がついた今回の展覧会、幕末から政治の混乱になった京都から始まります。大政奉還後明治天皇が東京に移転し近代国家建設が始まります。明治10年代の鹿鳴館時代を経て明治21年には明治宮殿が建造されます。ここには145畳の大広間があり、天井には花の作品が40数枚貼られていたとか。ここでは下絵として5点ほど展示されていましたが私は時計草が印象に残りました。内部には外国の貴賓をもてなすため優れた美術工芸を取り入れます。京都の職人も多数呼ばれたそうです。又、引出物やちょっとした「おため」にする … [続きを読む] |
近代美術館に行きました。副題にはパリに愛された画家史上最大規模の大回顧展と書かれています。50年を記念して世界中から約120点集まりました。それを「風景画」「肖像画」「裸婦」「宗教画」など8章に分けて展示されていました。最初医者にと考えていた軍医の父親の理解もあり、美術学校ののち、26歳でパリに在住します。私は『私の部屋目覚まし時計のある静物』が好きです。何気ない題材何故か心惹かれました。これがパリに認められ翌年帝展にも賞をとりました。やがて、印象派と決別美術学校で学んだことをすべて捨て彼の画風を確立します。彼の作品にはよく猫 … [続きを読む] |
久しぶり土曜日晴天になった昨日、信仰する秋の大祭月でもあるので聖地に行くことにしました。悩める若い時は毎月行きましたが、今は1月に友達と初詣を兼ねて行き、10月にお礼参りと原則的に年2回と決めています。JRの駅を降り神殿まで商店街を歩くのですが昨年よりさらに遅く元気なころの倍以上往復3時間かかるようになりました。実は私が聖地に3ヵ月泊まり込みで勉強したのが22歳の46年前、そこで教えられた「他人(ひと)を助けて自分が助かる」。どういう意味、ボクなりに頑張っているのに・・・ずいぶん悩みました。でも、歩きにくくなった今、先案じしなくな … [続きを読む] |
『日曜美術館』や『ぶらぶら美術館』などに加えて10月から楽しい番組がBS11で始まりました。この番組は日本通のフランス女性美術史家が日本観光ガイド本として英語で同名出版されたものが近年日本語訳され、これをたたき台に作られる番組とか。第1回はポーラ美術館。ポーラ化粧品の創業者鈴木常司が利益還元のため2002年箱根湯本の3万6千坪の森に建てたといいます。撮影日は藤田嗣治没後50年展、孤高の画家ルドンそして、平常展としてモネルノワールなどの印象派の作品の各学芸員の丁寧な解説も好感が持てました。特に藤田の作品は最も多く所蔵しているらしく今 … [続きを読む] |
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